2008年09月01日●第　３２　話





数日前、ついにマニマンの手作りのジャムの瓶が空になりました。ムーギョ・モンガで安い果物が売られていればいいのですが、最近はなかなかそういうものに出会わず、マニマンはジャム作りが出来ません。小さくて傷んだ梨が袋詰めされて安く売られていたのを買いましたが、梨でジャムは作ったことがないので、そのまま皮をむいて食べてしまいました。

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　●マニマンの思い出すっ記　３

マニマンはいつかイチゴでジャムを作りたいと思っていますが、イチゴは他の果物に比べて高いですから、めったに買いません。でも、大きなイチゴがきれいに箱詰めされて並んでいるのを見るのは大好きで、ごくたまには衝動で買ってしまいます。それに、形の変わったものがあればなおさらです。大きなイチゴは形が崩れて育ちやすいのか、時々頭のトンガリがふたつあるものを見かけます。マニマンにはそれがまるでオニビシの親類に思えます。そんなオニイチゴをたくさん買ってジャムを作れば楽しいことでしょう。でもそのままパクリと食べてしまうマニマンでした。そのため、いつまで経ってもイチゴ・ジャムは作れない気がします。