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2008年08月28日●第 28 話
数日前からマニマンは、散歩道にある小川の上に小さなトンボがたくさん飛んでいるのを見かけました。異常な夏でしたから、異常発生したのでしょうか。10匹以上の群れが100メートルほどおきにいます。きっと小川で羽化したのです。ツクツクホウシが鳴き始めた秋なので、赤トンボかと思いますが、色は赤くなく、赤が褪せたようなうす茶色です。トンボはニンゲンに害を与えず、刺すこともしませんから、マニマンは風情を楽しみ、思わず童謡の替え歌を内心思い浮かべました。 ♪夕焼け小焼けの垢ボトン ボトンと落ちる垢は、真夏に激しい運動をして汗まみれになればこそです。校庭で夕方まで運動して帰って来た小さな子どもは、お母さんに体を洗ってもらいながら、垢をボトンボトンと落とすのでした。そんな子どもを夕焼け空に浮き飛ぶ赤トンボが見ています。静かな秋の夕暮れです。マニマンは遠い昔、鮮やかな夕暮れの小川でトンボ採りをしたことを思い出します。捕まえたトンボの目は大きくて、ギョロリとマニマンを見つめているのでした。
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