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2008年08月09日●第 9 話
マニマンは、ムーギョ・モンガに買い物に行く途中にある大きな橋をわたってすぐのビルの1階にある燕の巣を、毎日必ず見ます。そこでは今年3羽の雛が生まれて育ち、2週間ほど前に巣は空っぽになりました。ちょっと早いようですが、巣立ったのです。来年も同じ巣に燕が巣を作ってくれるのかどうか。ところで、10日ほど前、空っぽになったその巣のすぐ近くの大きな川べりでマニマンが信号待ちをしていると、頭上で燕が20羽近くも会話をするようにぐるぐる回りながら飛んでいました。とても珍しい光景です。まるで燕たちが南方に帰るための準備運動と会話をしているようでした。その後もマニマンはあちこちで燕が勢いよく飛び交っているのを何度も見かけますが、燕たちは南方に早く帰るものもあれば、遅く帰るものもあります。一斉に帰るより、その方が種族の保存にはつごうがいいからです。今日の夕方、マニマンはムーギョ・モンガからの帰り、燕だと思いますが、自宅の近くの電線にたくさんの鳥が止まって五線紙の休符のようにくつろいでいる様子を見かけました。マニマンもくつろいだ気分になりました。
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