 ●当分の間、去年の空白日に投稿します。最新の投稿は右欄メニュー最上部「最新投稿を表示する」かここをクリックしてください。
|
|
2008年08月04日●第 4 話
昨日の日曜日の午後、家にいても暑いので、マニマンはママーニと一緒に電車に乗って出かけました。黒砂糖や泡盛を買う用事もあります。炎天下を歩いて展覧会をひとつ見た後、喫茶店で冷たいコーヒーを飲み終わると夕方になりました。それでよく行くスーパーに向かいましたが、ママーニが買い物をしている間、マニマンは昔から馴染みの画廊に行きました。そして、先月『おにおにっ記2』に「老玉(うばたま)ッタ」のことを書いた日に、主のNさんが亡くなったことを知りました。マニマンは驚き、表現しようのない気分になってスーパーに戻ると、ママーニは買い物を済ませようとしていました。マニマンは黒砂糖や泡盛を選び始めました。マニマンは、粉状ではなく、安い塊状の黒砂糖を買いましたが、内心ぼんやりと『「老玉ッタ」の周りの黒は黒砂糖で作ったものだな』と思いました。泡盛は、別の酒専門店に行ってたくさん並ぶ中から選びました。帰宅して調べると、Nさんは75歳で亡くなったことがわかりました。マニマンはNさんの魂が「老玉ッタ」のような気がして、Nさんにそのことを伝えたいと思いました。
|
|
|
|