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2008年03月10日●第 143 話
昨日は写真を撮ってもらったすぐ後、路上に丸い石を何個か発見しました。「アマゴッタ」ほど大きくはないですが、それでもニンゲンひとりではとても持ち運べません。ゴロゴロと転がって来てそれの下敷きになると、きっと「するめ死に」します。写真を撮りながらマニマンは考えました。『これは銀色に光る「ドッキリコの卵頭」のような彫刻でもないようだし、きっと自転車や自動車の車の類を停めさせないための球体だなマニ。』 でも、こんな手間をかけずとも、鎖を張りわたせば簡単に駐車禁止に出来ますし、その方が非常時に停車するにもつごうがいいです。マニマンはビルの屋上に見えた「ジャンボ・ヨドゴッタ」、そして「アマゴッタ」を思い出し、堂々巡りの思考をするのでしたが、『ひょっとすれば同じような丸い石はあちこちにあるかもしれないな』と思い、そうした球体に名前をつけることにしました。謎は命名することで減少します。そして、「アマゴッタ」や「ジャンボ・ヨドゴッタ」と同じく、見つけた場所に因むことにしました。名づけて「シンプウゴッタ」。これはわかる人にはわかります。
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