2008年03月09日●第　１４２　話

マニマンはママーニがまだ行ったことのない美術館に行くことにしました。前もって調べると夜８時までやっているはずなのに、玄関に入ってすぐ、閉館３０分前と言われました。それで、またの機会にすることにしました。美術館の近くに、これもママーニが行ったことのない場所があります。今度はそこに向かいました。若者がたくさん集まる場所で、建物に囲まれた中庭の広場にはステージがあって、すぐに女性歌手が歌い始めました。マニマンは興味がないので、広場を一周しましたが、空がやけに狭く感じました。赤い大きな布が張り巡らされているからです。まるで赤い絨毯のようです。きっと雨の日でもそのまましょう。でも水が溜まってしまいます。一周した後、外に出ようとする直前、若い女性から声をかけられました。１万人の笑顔の写真を撮影し、５月には大きな駅のパネルに展示するとのことで、その企画に参加してほしいと言われました。何だか選ばれて赤い絨毯を歩く気分です。写真は５センチ角の小さなものです。１万人ではどれがマニマンやママーニかわかりませんが、無料なのでＯＫし、早速写真を撮ってもらいました。