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👽💚🐸🐛🍀📗🤢😱5月11日(土)、京都河原町三条下るLive House『DEWEY』にて👻『ザッパニモヲ 💐母の日LIVE』午後5時開場、6時開演。3500円👽筆者の語りあり。
●今回は初めての別会場での、そしてザッパ/マザーズの結成日である1964年の「母の日」から60年という節目における、ザッパニモヲの演奏です。チラシ画像はここ。恒例の手製のお土産をくじ引きで配布します。

●第1章その2 『大ザッパ大雑把論』 ①
以下の『大ザッパ大雑把論』はザッパについて初めて書いたもので、もう23年も前の文章だ。全く下手クソで、赤面を覚えるのみだが、ザッパの音楽を知らない人へのちょっとした参考にはなるかと思う。



この文章を書いた時からちょうど10年後にドイツでザッパに会えた。ザッパが世を去るのはその翌年になる。『大ザッパ大雑把論』 の原稿枚数は、執筆当時の筆者の年齢(31歳2か月)を考慮した32だったが、1画面に全部を載せるには長いので、段落で区切ってほぼ同じ文章量の3つのパートに分ける。これは昨夜計算して考えたことだが、本ブログ1画面あたりの文章は原稿8枚を越えない程度が気楽に読める限界だ。今後引き続き掲載予定の『大ザッパ論2の本当の物語』、『嵐山だより』の日記も原稿8枚を大きく越えるものはいくつかに分割する。なお、このことを考慮した結果、本カテゴリー用の文章ファイルの数は21個になった。つまり、毎日掲載しても21日を要するが、本ブログを公開するまでには全部の掲載を済ませたい。

『大ザッパ大雑把論』
本日10月19日、NHK-FM放送、午前7時15分の『朝のポップス』という番組で、何と一番最初に「ノー・ナット・ナウ」がかかりました。毎朝、眠気覚まし用にタイマー仕掛けでステレオが鳴るようにしているのですが、半分夢の中で、何やら関東の方は納豆が好きな人が多いとか、DJの若宮てい子殿がしゃべるので、オヤッと思っていると、突如「次の曲はフランク・ザッパの<今、納豆はいらない>です」と来ました。いつもはフトンの中でそのまま、また夢の中へと戻って行くのですが、両眼はパチリ、息子ともども頭をもたげ、身体中ビンビン。NHKではザッパの曲は、知る限りでは、2年に1度ほどしか放送されず、そのたびにDJはいつも否定的なコメントをつける状態。夜の『サウンド・ストリート』という番組のめったにないザッパの新曲紹介でも、この6、7年間ずっと同じことを言ってるみたい。熱心に聴いておられずはずもなく、2回か3回ほど耳にしてオン・エアしているに違いないと想像するのですが。同じNHK-FMの『軽音楽をあなたに』という番組では、毎月第1月曜日は連続で「ギタリスト紳士録」という特集を、100人ちょっとの選りすぐったジャズやロックのギターの名手を集めて、Aの頭文字から順にやっています。そこでぼくは、真先にびっしりと細かい文字でザッパのギタリストたることを記し、リクエストしておきました。もし最後のZの項で、ザッパがかからないと放送局を爆破するぞというくらいの勢いで、幅しげみ殿に言っておきましたが、どうなることやら。「ブラックとピンクのナプキンズ・セット」か、あるいは「古着スープ煮込み」(=「スープと古着」)や「愛しのパンツ」( この曲は比較的短いが、パンツの臭いにのたうち回っている感じがギターでよく表現されている)など、何でもいいからザッパ・ファンはみんなリクエストして、紳士録とやらのトリを堂々と飾ってもらいましょう。Zは、ギタリストではザッパしかおらん。
 さて、遅ればせながら『マンコ・カパックの友』、創刊おめでとうございます。より広くザッパ・ファンに意見を書いてもらって載せようというのは嬉しい限りです。こうして輪が広がって、さらにファンが増え、レコードがより売れると、ザッパも仕事がしやすく、より良い音楽が書けるようになるというものです。ザッパを少人数の物識りの秘めやかな楽しみにしておく手はないです。どんどんオープンにして、皆でアーでもある、こーでもあると言い合える場所を作って支持すれば、またひょっとして日本のコンクリートを踏んでくれるかもわからないし、とにかくよりいっそうの細かい活字でなるべくたくさんの人の意見を載せてやって下さいよ、八木さま。
 大音楽家のバッハは子だくさんで、それらの子どもたちもたいてい音楽家になったもんで、区別のために大バッハと呼ばれたりしますが、近頃のザッパは自分の子どもをレコードにクレジットし出しているので、未来においてザッパはバッハ同様に、大ザッパと言われるようになるかもわからないなあと思っています。蛙の子は蛙で、ますます活躍してくれると、この世に明るい楽しみが増えるというもんです。
 今までに正規に発売されたアルバムが、盤枚数では彼の年令より多い45枚となると、まったく聴いたことのない人ならば、それだけで尻込みしてしまいそうですが、さらにその陰にはこれと同じ、あるいはより以上の海賊盤が出回っているようで、その内容がそれぞれ、正規のレコードでは耳に出来ない未発表曲があったりで、ファンであってもこれには呆然としてしまいます。さらには毎年ずっと欧米各地での数多いステージがあり、そこでのさまざまなアドリブ……。そして、それらは録音して発表されない限り、時空の中に瞬時に消え去って行く。ああモッタイナイ。したがって、全世界の誰ひとり、ザッパのすべての仕事を完全に把握している者などいないのです。ザッパ自身でもおそらく10年も昔となると、自分の小さな曲に施したあれこれの処理は忘れてしまっていると思います。つまり、ザッパを論ずると、これは誰がやったとしても、絶対にある面をただ大雑把に言っているだけであります。ですから今まであまり聴く機会のなかった人も恐がらずにどんどん手当たり次第に、1枚ずつ聴いていけばいいし、また全部レコードを持っている人も、決してそれに自己マンコカパックせずに、思っていることを『満足カパックの友』へ投稿し、ザッパの耳に届くほどの刊行物にしましょう。
 『マンコ・カパックの友』Vol.1の中でザッパがブーレーズに頼まれて曲を書いたというニュースは最も興味深いものでした。現在までにザッパは、オーケストラものは68年の『ランピィ・グレイヴィ』、72年の『200モーテルズ』それに最新盤としての79年、ディスクリート・レーベル発売の『オーケストラル・フェイヴァリッツ』があるのみです。その中には76年の来日の際、一柳慧に楽譜をプレゼントした「ボーガス・ポンプ」が入っているのですが、このアルバムの収録曲は『200モーテルズ』に含まれていた曲の編曲ものがほとんどで、その後本格的なオーケストラものは発表されていないわけです。一柳氏との対談(76年2月19日、20日。京都新聞夕刊) で、彼はこの「ボーガス・ポンプ」を、「おもしろそうな曲なので日本でも演奏してみたい」と言っていますが、それが実現した噂は聞かないし、残念な気もします。ザッパに対して一柳氏が、このような曲も書くのかと驚いていて、彼は『200モーテルズ』を知らなかったのかなと思わせられました。『200モーテルズ』から10年以上経っていて、その間にザッパが編曲しかしていないとは考えにくく、オリジナルのオーケストラ用の曲が書かれていても不思議ではないわけで、それらが今後どのような形で発表されるのか楽しみです。ひょっとしたら、NHK-FMのクラシック音楽の時間に、女性アナウンサーの声で、「次は○△□音楽祭からの録音で、フランシス・ヴィンセント・ザッパの室内楽とエレクトリック・ギターのための協奏曲を…」となる時代が案外早くやって来たりして、こりゃ痛快ですよ。ザッパがロック寄りの曲だけでなくて、クラシックの現代音楽用にと意識して作曲してくれるならば、それはそれでどんどん派手に活躍してほしいと思います。
 ザッパはロックの前衛とか言われるようですが、前衛という言葉をザッパ自身が自分の音楽に対して使ったことがあるのか、ちょっとわかりません。アンダーグラウンドとは言ったことがありますが、はたしてザッパの音楽が前衛かどうか、ほとんど毎日のように聴いていると、前衛という言葉から一般に連想するわけのわからない難しいものではなくて、耳慣れするせいか、実によく楽しめます。ジョン・ケージに師事した一柳氏との対談で、ザッパは「私はロックとクラシックの中間におり、どちらの領域にも属していない。それに両方の分野の人たちも私を同類とはみていない。私は孤立している。むだな存在かもしれない」と言い、その答えとして一柳氏「むしろ逆で、だからこそあなたに興味がある人が多いのでは。しかし、多くの人はロックのひとつの特徴はいろいろな音楽をその中に取り込んでいることにあると思っている。」次にザッパ「それは表面的な見方。(中略) ロックがいろいろな音楽を包含するという考え方は不遜。いろいろの種類の音楽はロックにとって装飾なんだ」とあります。話の中でザッパによる音楽の直線図が登場し、ロックからクラシックに至るあれこれのジャンルのものがいちおうの音楽で、ロックより外側には騒音、そしてクラシックの外側にはジョン・ケージなどの音楽を挙げています。これは非常に面白い図で、ザッパの考えがよくわかるようです。この音楽の直線図を下方から見るといろいろのジャンルの音楽が並列に見えるが、ケージの音楽の方面から見るとすべての音楽(自然の音も含めて) が同一に見えてしまうと言っています。ザッパは音楽を図の下方から見ているわけで、ケージのようには音楽を捉えていないことは確かだと思います。
 話は変わります。今年82年はイーゴリ・ストラヴィンスキーの生誕100年で、いろいろとFM放送やTVでも特集番組が放送されたり、また膨大な記念レコードもCBSソニーから発売されたりしていますが、そもそもザッパがこのストラヴィンスキーを尊敬する音楽家のひとりに挙げていることは有名な話です。デビュー・アルバム『フリーク・アウト』の見開いた中の右上部分には、いろんな影響を受けた人の名がズラリと並んでいて、その中にもちゃんと載っています。初期の名曲である「デューク・オヴ・プルーンズ」にはストラヴィンスキーの『春の祭典』のフレーズがちらりと出て来るし、そう、「イゴールのブギ」という小品もビザー・レーベル時代にありました。72年のライヴもの「ビリー・ザ・マウンテン」あるいは78年の「グレッガリー・ペッカリー」などの、レコード片面全部を使った長い曲はストラヴィンスキーの『狐』や『兵士の物語』と構成も音も共通点があるようです。75年の「インカ・ロード」の後半のヴォーカルはストラヴィンスキーそのものと言えるほど雰囲気は似ていますが、ザッパのストラヴィンスキーに対する私淑の度合いはそうとうなものと言えそうです。ザッパがタンゴをやったりするのも、これはストラヴィンスキーの『タンゴ』あってのゆえかと思ってしまいます。

by uuuzen | 2005-06-12 18:51 | ○『大ザッパ論』サプリメント
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