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2007年12月24日●第 66 話
クリスマスではなく、数日前のことです。マニマンとママーニは電車に乗ってまた別の大きな街に出かけました。毎年年末に開催される大がかりな光の祭典で、マニマンは何年かぶりに出かけたのです。大大勢の人が見物に訪れるので、小大勢の警備員が繰り出し、マイクで呼びかけながら歩行者天国になった広い道を誘導します。寒い中、2時間ほども並び歩く必要がありますが、そのため感動もまたひとしおなのです。待っている間に近くの人々を眺めたり、また会話を小耳に挟むのも楽しいのです。そうした人々とはもう二度と出会うことはありませんから、待つ間も含めて人生はどんな時でもそれなりに面白い出会いの連続なのです。今年は寒さがましでしたが、ようやく順番が回って来て目の前に輝かしいイルミネーションが現われた時、マニマンは周りの人と同じ気持ちになって内心感謝の歓声を上げました。一定期間だけビル街に輝くからこそ、大大勢の人が集まり、楽しめるのです。人生も同じで、ひときわ輝く時もあればそうでない時もあります。人生の哲学を学んだような気がしてマニマンは帰途につきました。
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