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2007年12月20日●第 62 話
マニマンはひさびさに青いめのうの板を取り出しました。2枚持っているのです。どこでか忘れましたが、20年ほど前に買ったものです。たまにその瑠璃色を見るのが好きなのです。ある人に言われましたが、その青は天然のものではなく、人工的に放射能を当てて作り出したものだそうです。そうなると放射能の色のような気がして、ありがたみが減少しますが、ほかにはないガラス質の青色なので、マニマンは大切にしています。2枚とも古代エジプト人のような目の形をしています。つながってはいませんが、マニマンはつなぎ眼のような仮面を思って顔につけてみることがあります。写真を撮るために青い空にかざして透かしてみると、青の色はなおさら澄んで見えます。真ん中に空いている小さな目の形の穴から太陽が覗いてとても眩しいので、太陽が雲に隠れた時に撮影しましたが、そうすると青めのう全体が雲で、その縁が「銀縁の雲」のように思えました。青めのうがあれば真っ赤なめのうがあるのでしょうか。それはルビーでないと無理かも。でもマニマンの持つ青めのうほどの大きなルビーの板は存在しません。存在しても買えません。
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