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2008年06月21日●幕間3-14
昔から知っているのに、一度も行ったことのない場所は誰にでもあります。気になりながら、そのまま30年や40年は経ってしまったりします。先日マニマンはそんな場所のひとつにママーニと一緒にふらりと立ち寄りました。そのすぐ近くにはもう何十回も行ったことがあるというのに足を延ばさなかったのですが、別に思い切るほどの必要もなく、ふと思い出し、帰る前に立ち寄ったのです。それで、その時の30分ほどの思い出は、昔からマニマンが予想していたものとは随分違いました。なぜなら、つい最近整備されたため、昔からマニマンが知っていた風景とは違っていたからでもあります。でも、たったその30分は、見慣れない風景でもあって、マニマンはとても楽しめました。その30分の出来事だけで、『おにおにっ記』の30回分は書けますね。でも、そんな時間はないので、ひとつだけにしておきます。小高い山がありました。そこに上って足元を見ると、ミドリ色の動くものがあります。葉っぱかな? いや、ミドリ亀の子でした。マニマンが近寄ると、手足と首、尻尾をすっと引っ込めました。マニマンは裏返してやりました。
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