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2007年08月20日●第 200 話
残暑厳しいでざんしょ、マニマンは自分の部屋をちょこっと掃除した時、滝のような汗をかいたんざんしょ、ほいでもってついでに裏庭の草抜きもしたんざんしょ、大滝のような大汗かいたんざんしょ、ほんでからに火鉢の中の2個のオニビシを思い出したんざんしょ。ひとつは真っ黒な土の上の真っ黒に角生やした姿で見つかったざんしょ、もうひとつはどこへ行ったんかなあと一旦火鉢の土をほじくり返し、そいで土を地面に広げてみても、なかなか見つからへん、変ざんしょ? そいでもってナイヤガラのような滝汗かきかき、次々にやって来るマミー・モスキートらと大格闘したんしょ。ほんでについに真っ黒な土の中から真っ黒なオニビシが出て来てからに、マニマンはにこにこその2個をうっとり見とれ、すぐにホースの水の勢いで土をきれに洗い流してやったんざんしょ。春より中身がかなり小さくなったみたいで、振ればからからと音がするんでざんしょ、マニマンは『オニビシがミイラになったざんしょ?』と思ったんざんしょの残暑厳しい日でしたんざんしょ、山椒でもぴりりと食べようっとさんしょ。
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