誰でもいつでもドキドキときめいていたいものです。ドキリミさんがすっとやって来て、誰しもドキリの身になれば、世界が違って華やかに見え始めるからです。そんなことを思いながらマニマンは歌います。 『♪ドキリミさん、ドキリミさん、お腰につけたドキダンゴ、ひとつわたしにくださムニカー』 すると、こんな返事が遠くから聞えた気がしました。 『♪あげましょう、あげましょう、これからドキドキしたい人、どうぞ食べてくださいなー』 そう言われると、なんだか毒入り団子のようでちょっと恐いような……。それでマニマンは勝手に歌詞を変えました。 『♪あげようかな、よそうかな、ドキドキしたい人あればー、自分で勝手に遠慮なくロニカー』 そうなんです。このことをミリドキさんにも言ってやらなくてはね。ミキドリさんがペングインに成長したように、誰でも心の芯に真の信念があれば、以前とは全く違う姿に成長出来るのです。でも、自分から行動しなくてはね。そうしてドキドキした時に、『来た! ドキリミさん!』と内心感謝っ記するのです。 ● ● ● ●the special linking series - written by permission of KIMIDORI-SHA