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2007年07月03日●第 152 話
マニマンは『おにおにっ記』を始めてから、よくスーパーに買い物に出かけるようになりました。運動不足解消と、外で働いているママーニのためになるべく手助けをするためです。何が高いか安いか、かなりわかるようになりましたが、たまに高くてもマニマンの好物を買います。それは旬の野菜で、たとえばタケノコです。今の旬野菜は満願寺の青唐がらしで、マニマンの大好物です。これはピーマンを縦長に引き伸ばした大きさがあって、少しも辛くなく、むしろとても甘いです。出始めはとても高いですが、今頃は大きなものが10本も入って100円で買える日があります。そんな時マニマンは内心ヤッホーヤッホーヤッホーと3回叫び、3袋ほど買って、毎日1袋ずつこんがりと焦げ目がつくまで焼いて、酢醤油でむしゃくしゃパックンします。そんな時、満願成就したバイサオーのような爺さんの気分になって、笑顔が眼や鼻、口からこぼれます。そして思うのです。『満願寺の青唐がらし爺さん、それに夏のお天気さん、どうもありがとうございますがのお。マニマンは本当に内心感謝しておりますがのお。』
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