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2007年06月30日●第 149 話
ニンゲンの心は割れやすいのか強固なのか、マニマンはよく考えます。心は澄んでいるのか黒いのか、さらにマニマンは考えてみます。マニマンは自分のハートがそんな状態を行ったり来たりしていことに思い至ります。※ ●マニマンの思い出そっ記 7 マニマンは水晶が不思議でなりません。なぜあんな六角形の透明な柱が出来るのか、自然の力は全く想像を超えています。最近のことですが、マニマンはママーニと博物館に行き、大きな水晶を見かけました。水晶は鉱物屋さんでよく売られているので、別に珍しくないのですが、その時の水晶は2方向に結晶が成長したもので、全体がとても大きなハート型をしていました。そのため、何だか特別の強くて大きな力があるように思えました。マニマンはそっと自分の心臓を触って、それがドキドキしていることに改めてドキドキし、ずっとクォーツ時計のように精確に動き続けてほしいと思いましたが、さらにドキドキが大きくなる気がしました。そして、マニマンは時々自分のハートがそんなドキドキ状態になることを思い、ニンゲンの心は割れやすいのか強固なのか考えてみるのでした。
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