|
2007年06月27日●第 146 話
マニマンは忘れていました。いや正確に言えば毎日見ていました。毎日間近で何時間も見ていたために慣れっこになり、そのために忘れていたのです。去年秋にミヨーナ夫婦と一緒に温泉に行った時に茶色の綿の種子をもらいましたが、それをデビルの顔の形にしてパソコンの前に置き、ちょっとした小物のクッション代わりに使っていました。それを蒔くのはもう遅いかもしれませんが、とにかくマニマンは早速植えてやることにしました。去年言われたように、まず水に一晩漬けました。でも綿にくるまれているため、種子は水分を弾き、全部水に浮きます。それでも一晩浸して、庭にスコップで穴を掘り、全部植えました。マニマンの庭はとても狭いのに背丈の大きい木がいろいろとあるため、地面に光が届きにくいのですが、後は運を天に任せるだけです。本当は植木鉢に蒔くのがいいのでしょうが、適当なものがありませんでした。でも、マニマンは思い出しました。オニビシを育てていた火鉢や一斗缶があります。それなら植木鉢より広くていいでしょう。早速掘り返して、植え直してもいいかと思います。
|