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2007年06月26日●第 145 話
ママーニはキャッと叫びました。梅雨の晴れ間、マニマンの隣りの家のベランダに大きな猫がごろんと横になっていたからです。死んでいるのか生きているのか、マニマンは輪ゴムを飛ばしました。うまく命中したところ、猫は首をむっくりもたげてじっとこっちを見ます。マニマンとにらめっこが始まりました。どっちもなかなか笑いません。マニマンはついに飽きたので目をそらしました。猫の勝ちです。ママーニは野良猫をいやがります。あちこち脱糞するからです。その臭いに鼻がひん曲がります。マニマンは散歩中に猫糞を踏みそうになったことが何度もあります。そう言えば猫糞害防止のために、水を入れたペット・ボトルをよく並べている家がありますが、あれは効果があるのでしょうか。 ♪猫糞ジャムった。猫糞ジャムった。猫糞踏んジャムったら臭っいなっ! ♪猫糞、猫糞、猫糞の道ー、猫糞、猫糞、猫糞憤慨だー ♪猫踏んでやった。猫踏んでやった。猫踏んでやったら糞が出たっ! 本当に猫を踏んだら、憤慨した猫は糞鉄砲を放って、ますますマニマンの散歩道は糞地雷だらけになります。
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