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2007年06月17日●第 136 話
今日は梅雨の曇り空でした。マニマンとママーニは電車に乗って遠出をし、美術館を2か所、それに映画も見ました。電車は何度も乗り換え、何度も地上に出たり、地下に潜ったりしましたが、マニマンはそれで思い出したことがあります。※ ●マニマンの思い出そっ記 4 マニマンはごく小さな頃からよく電車に乗り、そしてマミー・ママンに手を引かれながら隣りの車両に移動したことを覚えています。その時、車両をつなぐ連結部がぐらぐら動いて、恐いような楽しいような思いをしたこともしっかりと思い出します。それに、その連結部は、周りが学級写真を撮ってくれるカメラ屋さんの大型カメラの蛇腹みたいな形で、マニマンはカメラの中の暗闇に入った気分にもなりました。でも「蛇腹」とはヘビの腹のことですから、大きな蛇の体内にいるように思うべきだったかもしれませんね。そして、連結部はとても音がうるさく、身の半分は内側に、もう半分は外に出ている気もしました。大人になったマニマンは、電車の連結部に入ると小さな子どもだった頃を思い出しますが、車両が新しくなっても、あの蛇腹はずっと同じであってほしいです。
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