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2007年06月10日●第 129 話
マニマンは買って来た山椒を調理しようと思い、早速ネットで調べました。チリメン山椒の作り方をまず見つけましたが、マニマンの家にはチリメンジャコがなく、山椒だけで佃煮を作るしかありません。これは醤油と料理酒とミリンがあれば出来ます。まず70グラムの実をよく洗い、沸騰した湯に塩を少し入れて10分煮ます。でもマニマンは手元が狂って大きなスプーン3倍ほどの塩を入れてしまい、湯は真っ白になりました。ま、いいいかと思って10分煮て、次に30分ほど水に晒し、今度は酒2杯、ミリン1杯、そして実がひたひたになるまで醤油を入れてトロ火で煮ました。途中でうす口醤油ではまずいかと思い、普通の醤油をまたひたひたになるまでドボリドボリと注ぎました。煮詰まって来ると焦げやすいので、注意深く山椒を転がしながら醤油分をすっかりなくしました。醤油で真っ黒に煮上がった山椒を、煮沸しておいた瓶に入れました。1粒食べたマニマンは、飛び上がって天井に頭を打つかと思いました。あまりにもにも醤油辛く、次に山椒の電気的な辛さで、30分ほど舌がしびれました。
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