2007年06月02日●第　１２１　話

今日、マニマンは朝早くからミヨーナ夫婦の車に乗って出かけました。そして走る車から、街路樹の幹の周囲に高さ２メートルほどになった赤やピンクのタチアオイがぐるりと取り巻き、大きくて丸い花をたくさん咲かせている様子を見かけました。今年初めて見るタチアオイです。マニマンはこの勢いのある花が好きです。マニマンが徒歩か自転車で散歩する範囲内には、どこにもこの花は咲いていません。そのため、マニマンは朝一番から『おにおにっ記』のネタが出来たことを喜びました。でも、タチアオイが取り巻く街路樹は一瞬のうちに通り過ぎましたから、写真は撮れませんでした。そのため、昨日散歩中に見つけて撮影したゼニアオイのことを書きます。これはタチアオイに似ていますが、花は「銭」のように小さいのです。１円玉ほどではないですが、タチアオイに比べるとまるで小銭です。それでマニマンは勝手に「コゼニアオイ」と呼んでいるのですが、本当に札束のような豪華なタチアオイの花とは違って、しみったれた小銭に見えます。その意味でビンボー・マニマンにはふさわしいです。