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2007年05月29日●第 117 話
マニマンは何の用事もないのにぶらりと散歩することはあまりありません。そのため、いつも運動不足です。頭だけではなく、体も動かす必要はあります。でもマニマンはスポーツは嫌いで、散歩が一番と思っています。散歩は季節の変化をよく伝えてくれます。特にそれを教えてくれるのは花です。最近マニマンはほとんど花のことばかりを書いていますが、何しろ春は爆発のシーズンで、たくさんの花が咲きますからね。それで、今日もまた新たに見た花について書いておきます。郵便局に行く途中、小川沿いの大きなザクロの木に、鮮やかな朱色をした花が咲いているのを見かけました。昨日も一昨日も咲いていたはずですが、今日初めて気づきました。小さな花ですが、葉の緑色とあまりにも正反対の強い朱色のため、遠目にも目立ちます。その花が散り、実がぐんぐん大きくなり、やがてパカッと割れて中身が見える頃には秋です。その頃の『おにおにっ記』はどうなっているかなと想像しながら、ザクロの実のとグミの味を想像の中で比較すると、口の中に甘酸っぱさがジュワーっと広がりました。
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