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2007年05月09日●第 97 話
典型的な新緑の今日、とても眩しい陽射しでした。マニマンは、近所のスーパーに買い物に行く時にサングラスをかけなかったため、目を痛めた気がしたほどです。部屋の中はひんやりとしているため、マニマンは外の気温がぐんぐんと上がったことを知らなかったのですが、マミー・ママンが編んでくれた毛糸のベストを着て出かけたところ、とても蒸し暑く感じました。もう初夏です。コマニがいなくなったので、買い物は以前の3分の2の量でいいなと思ってそれを心がけました。ちょっとさびしいような変な気分です。そして、時計を見ながらコマニが今頃仕事しているなと思い、マニマンも仕事に熱中しました。その合間、ふと窓の外を見ると、梅の木の茂ったキミドリ色の新緑の葉が眩しく、白い花を咲かせていたことがつい先日のことで、夢のように思えました。そして目を少しそらすと、畑で焚き火が行なわれていて、炎が勢いよく上がっていました。晴れ間の焚き火は変な感じがして、まるで夢のように思えました。マニマンはまた気分をメラメラと燃え上がらせて仕事に向かいました。
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