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2007年04月06日●第 64 話
風があってまだ少し肌寒く感じますが、桜が満開になりました。午後3時頃、マニマンは図書館に行くついでに、夜桜で有名な公園の枝垂れ桜を見に行きました。昼間から大変な人出で、桜よりも花見客を見に行った気分です。枝垂れ桜は枝の一部が切り取られ、去年より小さく見えました。この調子ではもう10年ほどで枯れるように思えます。車の排気ガスが弱らせているのでしょう。残念なことです。どの桜の木の下も青いビニールの敷物がびっしりと敷かれ、大勢の人が酒盛りをしていました。出店もいっぱいで、「お笑いお化け屋敷」からは客寄せのマイク声が響きわたっていました。みんな春真っ盛りで楽しそうです。そんな花と人を見ているとビールを飲みたくなりましたが、疲れが溜まってここ数日体調を壊したマニマンは、すぐに酔いそうな気がしてやめました。それに、図書館での調べもののほかに用事があります。マニマンはいつも携えているビニール袋から小さなスケッチブックを取り出して、大きな枝垂れ桜を写生しました。去年も一昨年も同じ角度で描いたので、変化が比較出来ます。
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