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2007年04月05日●第 63 話
今日も寒いですが、花を見るために散歩したくなる気持ちが抑えられないマニマンです。でも、近所を一周するだけです。いくつかのルートがあって、長い道のりでは4キロほど、短い場合は1キロです。最初は小川沿いに歩きますが、水がほとんど流れていない時と、たっぷりの時があります。水が少ない時は、白鷺が流れに立って魚を探している光景をよく見かけます。3メートルほどに近寄っても逃げません。マニマンはハクモクレンと同様、白鷺を間近で見ることがとても好きです。その反対に間近に寄っても烏が飛び去らない場合は内心びくびくします。そのほかいろいろな鳥を見かけますが、地面に目を配ることも忘れないので、ごく小さな花も見逃しません。今日は、いつになれば咲くかなと思っていた小さな小さな濃い紫色のスミレが、小川沿いのあちこちに隠れるようにして咲いているのを見つけました。注意深い子どもたちに花が摘み取られる前に、種子が弾けてほしいと思います。ハクモクレンのような大きさはなくても、同じ生命には変わりはなく、マニマンの心には同じ比重で宿っています。
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