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2007年03月02日●第 29 話
マニマンは稲荷カミナリずっしからまた初午の日を思い出しました。参道の店では、稲荷狐の仮面せんべいを、まるでジャンボ稲荷カミナリずっしをずずっしりと並べたように売っています。迷いながらマニマンは買いませんでした。バリバリとカミナリのような音がしてとても割れやすく、また稲荷カミナリずっしに似て狐色に焼けていて、まるで本当の狐です。小さな子どもが顔につけるのによい大きさで、三角の稲荷カミナリずっしの何倍もの大きさがありますが、ジャンボ稲荷カミナリずっしと同じくらいかもしれません。ジャンボ稲荷カミナリずっしは、とても大きなうすあげ1枚を斜めに半分に切って、丼茶碗一杯のかやく御飯をずずっしりと詰め込みます。小さなものがたくさんあるのもいいですが、大きなものがドデカンと1個というのも面白いです。ジャンボ稲荷カミナリずっしなら簡単に割れませんから、その点は稲荷狐の仮面せんべいよりいいですが、顔につけると顔中がかやく御飯だらけになって、まるでバラずっしが爆発して顔中米粒が貼りついたような爆発ファッションになってしまいます。
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