|
2007年02月16日●第 15 話
昨日マニマンは日記をつけた後、珍しくもいいことがちょこっとあって舞い上がりました。『幸運のしるしでしょうか。』とつぶやいたことが実現したのでしょう。「鬼子舞い」のちょこっとした威力はあったのです。ところで、「鬼子舞い」は「おにこまい」と読みます。関西では「こまい」には「小さい」の意味があります。マニマンが生まれたド下町の一部では「ちんまい」とも言いますが、これは「小さい」と「こまい」の合体表現です。「こまい」は「こまかい」の意味もありますが、通常「こまかい」は「けちくさい」の意味に使います。でも「こまい」は「ちょこっと」に近く、必ずしも悪意の表現ではありません。「おにこまい」は「鬼小さい」、つまり「ミニ鬼」で、「ミニ獅子」に通じますが、マニマンはまたミニジシを思いました。『赤い獅子頭はどう見ても鬼だ。すると獅子舞いは「鬼獅子舞い」か「鬼子舞い」と呼べばいいけれど、「鬼子舞い」は「おにこまい」で「鬼ミニ」「ミニ鬼」だから、「ミニ獅子」にもなるか。となると、ややこしいけれど「ミニジシ」を「おにこまい」と読んでもいいことになるな。』
|