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2007年02月15日●第 14 話
昨日はバーレンタインの日でした。正しくはヴァレンタインですが、マニ語ではバーレンタインです。チョッコレイトをちょこっとももらえないマニマンは、自分で買ってバリバリ貪りました。『お腹の中でチョッコレイトが黒い塊になっているな。きっとぞっとするほど醜いだろうな。鬼みたいな塊になっているのもあるだろうな。オニチョコだな。それが胃酸のせいでちょこっとまた形を変え、鬼みたいなグニュグニュした腸がムギュムギュと押しつぶす。はははは、オニチョコの形がまた変わってオニオニチョコだな。』 そんな想像をした後、マニマンはパソコン画面の前に置いてあるミニジシにちょこっと気づきました。これは『おにおにっ記』に書きました。小指の爪ほどのちょこっとした大きさで、クジ入りのお菓子の中からちょこっと出て来たのです。ちょこっとした幸運のしるしでしょうか。獅子舞いはめでたい時のものですからね。『赤い獅子頭はどう見ても鬼だな。すると獅子舞いは鬼舞いで、獅子舞いがめでたいとなると、鬼舞いもそうだな。ややこしいので、「鬼獅子舞い」か「鬼子舞い」と呼ぼうかな。』
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