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●ネットと絵日記
日記みたいなものに出来ればいいと考えて5年前の春はせっせと日記をつけていた。



その頃はパソコンがなく、あちこち出かけてたまにネット世界を覗き込むという状態であったが、自分でネット・ライフを始めた暁には、ホームページで日記を公表し、その時には写真やスケッチしたものを載せようかと考えていた。そしてネット・ライフを始めたのは2002年の9月末から10月頃だったと思うが、ネット・ライフで最初に楽しんでやったことはネット・オークション、そして切り絵作りであった。つまり、予想に反して、切り絵作りを突如やるようになった。これは自分でも面白いことだったと思っている。人生の先に何が待っているかわからなとして、興味のあることに遭遇した場合、やってみようかという気を起こしさえすれば、後はそれを続けるだけで、そうなれば日常がそのことによって回り続けたりする。簡単に言えば楽しくなる。行き当たりばったりと言えばそうだが、人生などそういうものだ。心が動いたことを何でもやってみるのがよい。だが、そこには3日坊主に終わっては格好悪いなといた、ある程度の継続性の覚悟は必要だ。これがまず第1条件だが、なかなか会社勤めなどで毎日疲れ切っている身であったりすれば、とてもそんな時間的余裕や根気はない。気に入ったブログを毎日チェックして読むことでさえ、大変なエネルギーがいるが、それを書くとなれば何倍も必要で、それをよく自覚出来る人だけが、何か好きなことを持続することで、日常がそのことによって回り続けて楽しくなる。筆者は目下切り絵作りは休止しているが、来年からはまた再開したいと考えている。切り絵はemiさんという、ネット上で知った女性のホームページに、間借りの形で2005年末まで毎月せっせと載せてもらった。その間に自分でホームページを作ろうと決めて、2006年1月から公開したが、HTMLはネットで調べて独学し、すぐにその仕組みは理解出来た。このことの成果は大きく、その勢いもあってブログをホームページと同じデザインにするというこだわりによって2005年5月から非公開で毎日書き始め、半年ほど経った2006年1月にホームページや切り絵と同時公開した。ブログをやり始めたことによって7年や5年前の日記を公開出来る運びになったが、これら過去の日記を全部公開し終わった時に初めてブログでは毎日書いたばかりの日記を公開できることになる。とはいえ、一方で別に毎日つけている『おにおにっ記2』があり、その公開もまた先になるから、いつになればブログが現在に追いつくのかわからない状態で、これが少々気がかりになっている。それで、最初に書いた絵日記みたいなものに出来ればいいということを今日に限って実行してみるが、5年前の春に撮影しておいた写真があって、それを加工して下記の日記の最後に添えよう。このLEGOの組み立ては、左右対称の切り絵を始める以前に作ったこのだが、emiさんの左右対称の切り絵に反応したのは、それなりに筆者が左右対称形を好んでいたからであった。実は別の日の日記も同様に画像を掲載すればいいのだが、保存画像を探してそれを加工するのが面倒で、5年前のせっかくの思いもまた相変わらず気がかりのままとなっている始末。

●2002年4月29日(月、祝)深夜 その2
●ネットと絵日記_d0053294_1152235.jpg先週デコラ本棚を目的の場所に置くために、元にあったレコード棚を移動した。その時、棚の背後に絵ハガキが1枚落ちていることに気づいた。それは「メメント・モリ」を実践しようと考えて以前ずっと棚の上に飾っていたものだが、いつの間にかなくなっていた。なくなったことも気がつかなかった。「死を想え」の持続が容易ではないことの証だ。それは92年にザッパに会うためにまずイギリスへ行った時、大英博物館で買ったもので、ピンク色の地に黒で骸骨の貴婦人の顔が印刷されている。メキシコのポサダの版画だ。ポサダの展覧会は89年に名古屋で開催されたが、その時は観に行かず、半年後に美術館を訪れた時にカタログを見つけて買った。同じ作品が伊丹で展示されたのは98年になってからで、その時はカタログも同じ内容のものが売られた。ポサダと言えば骸骨だが、そのカタログには載ってはいない図版を絵ハガキにしたものだが、ポサダの絵はすぐにそれとわかる。大英博物館にポサダの作品が展示されてはいなかったはずだが、その意外さと、もちろんポサダのその骸骨貴婦人の絵が面白いので買った。それは有名な絵で、ディエゴ・リヴェラがこれまた有名な壁画に登場させている。それはいいとして、骸骨の絵ハガキをたまに取り出しては眺めていたり、仕事場の本棚にずっと飾っていたりしたところ、ある日それを家族がTVを観る場所に飾ることにした。それが先のレコード棚の上のことなのだが、掃除か何かの拍子に棚の後ろに落ちてしまったらしい。毎日見ているはずのものが見えなくなれば、気がつきそうなものだが、案外そうでもなく、その絵ハガキのことは完全に忘れていた。棚の背後に消えて2年は経っていたかもしれない。骸骨の絵など悪趣味と思われそうだが、ポサダの骸骨はユーモアがあり、恐いというよりも生きた人間の比喩として描いているので、乾きつつ生臭い感じがする。さて、昨日のレゴのスコップ掬いでは骸骨に人気があることをあらかじめ係員のおばさんから耳にしていた。1000円も出して子どもに混じってゲームをし、ハンコをもらうために必死になるのはアホらしいのだが、レゴには珍しい骸骨があるならばやってみようという気になった。その骸骨は当然白で、頭と胴体は外れるが、一応はくっついた形で大きな箱の中に他のブロックやピースと一緒に混じっていた。手足とも左右は同形で、計5つのピースを集めると1体の骸骨ができる。手はぐるぐる回転するが、足は他の人物などと共通して立つ必要があるので、骸骨特有のバラバラ踊りの回転はしない仕組みになっている。他に珍しいピースとしては恐竜の骨があった。これは頭が黒、首と尻尾が緑の細長いチューブ、そして腕のピースはオレンジ色で、人物の手先部分と同じく何かを掴める(つまり他のブロックなどを嵌める)ことができるようになっている。その腕の下部にはギザギザがついていて、それがまるでバッタなどの昆虫のようなトゲトゲしさを表現している。この腕は左右反転の形のものがふたつでセットになっているため、片方では恐竜らしさが半減する。こういった新しい形のレゴが当たるということで、そのゲームは評判を呼んでいた。他のブロックはお馴染みの長方形の色とりどりのもので、人物は男女のエンジニアが中心で、これが全部で10数種あった。骸骨と同サイズで、頭と胴体、両手がばらばらになるが両足は最初からくっついていて、それが胴体下部に差し込まれる。また頭には帽子や髪が被せられるようになっているのは骸骨と共通する。また骸骨の場合とは違って、人物は両手が最初から頭つき胴体に差し込まれた状態で、大きな箱の中に他のブロックやピースと一緒に入っていた。つまり人物は帽子や髪を無視すれば、上半身と下半身に二分されているだけで、それだけ人物は骸骨よりも揃いやすい。逆に言えば骸骨や恐竜はなかなか揃えられない。
●ネットと絵日記_d0053294_11523350.jpg

by uuuzen | 2007-08-29 11:55 | 〇嵐山だより+ザッパ新譜
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