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●マット・グレーニングとザッパ、その1
をつきつつある大西さんからの資料だが、この『大論2の本当の物語』のカテゴリーも終わりに近づいている。



『relix』については昨日で終了し、今日からは残りの資料について数日間書くことにする。まず、マット・グレーニング(Matt Groening)の16コマ漫画が1枚。大西さんからは以前にもグレーニングの似た漫画のコピーをもらった記憶があるが、それとは別の内容のようだ。今回は「LIFE IN HELL」と題した1987年発表のもので、これはザッパの1986年のアルバム『Jazz from Hell』のタイトルを借りたものだろう。当時『シンプソンズ』のアニメで日本でも有名になったグレーニングは、ザッパ・ファンで、ザッパ没後の音楽雑誌のインタヴューでよく登場していた。ザッパの最晩年に面識があったと記憶するが、その後グレーニングの活躍ぶりはあまり聞かないから,もう過去の人になったのだろうか。『ピーナッツ』のチャールズ・シュルツは日本では60年代末期に本格的に紹介され、晩年ますます人気が出て現在では古典となったが、グレーニングはスヌーピーのような味わいのあるキャラクターを生み出せなかったと言ってよい。『シンプソンズ』の家族はみなそれなりに個性が強くて面白かったが、アニメを見る限り、派手なオレンジ色が目に飛び込んで、それが突出した印象となって今に残っている。あまりカラリストとは言えなかった気がする。だが、シュルツもその点は同じで、色の感覚が抜群によかったとは思えない。シュルツは名前からしてドイツ系で、グレーニングもそうだ。本当は「Groning」で、「o」にウムラウトがつくはずだが、アメリカではその文字はないので、ドイツ語の発音を「oe」と表示したわけだ。ドイツはカートゥーンの歴史がそれなりにあって、グレーニングもその末端につながる才能であったのだろう。何だか過去形で書いているが、今でもアメリカで人気があるのかどうかは知らない。そうそう、思い出した。『relix』のザッパ特集の見開きページの画像をいくつか掲げた中に、ザッパの顔を真正面から捉えた1ページ全面を占めていたイラストがある。その作者名を以前書くのを忘れていた。ザッパ・ファンなら予想がついたことと思うが、アルバム『スタジオ・タン』のジャケットを描いたゲイリー・パンターだ。もう忘れ去られた人物かと思っていたら、こういう仕事が舞い込むところ、案外そうではないのだろう。その意味でグレーニングも仕事はやっているに違いない。
●マット・グレーニングとザッパ、その1_d0053294_1354630.jpg

 さて、「LIFE IN HELL」だが、大西さんはどこで見つけて、またなぜ筆者に見せようとしたのか知らない。ザッパ関係ということだけは確かだが、漫画の内容はザッパとは関係はない。16コマは左上隅から始まって右に進み、最後は右下隅で終わるので、日本とは感覚が違って多少戸惑う。描かれる登場人物はひとりで、セリフだけの登場として学校の先生がいる。どんな内容か1コマずつ訳してみよう。Tは先生、Sは生徒、「」は実際の発声、『』は内心のつぶやきだ。
1、T「みなさん、質問は?」
2、S『なんで学校は刑務所みたいなんやろ』
3、S『みんなどんなに退屈してるやら』
4、S『なんでアホらしい決まりがたくさんあんのやろ』
5、S『机がどれほど窮屈か』
6、S『なんでこんな決められた教科書を使わなあかんのやろ』
7、S『なんでこんなに覚えなあかん強調箇所が多いのんやろ』
8、S『なんでこんな無意味な忙しいことやらなあかんのやろ』
9、S『しゃべるのに許可いるのかな』
10、S『なんでつまらん試験にこんなにたくさん答えなあかんのやろ』
11、S『生徒が間違ったら、本当は先生の間違いかもしれへん』
12、S『学校は絶対に間違えへんのか』
13、S『納得させてくれるんかいな』
14、T「いいですか?」
15、S「鉛筆削っていいですか?」
16、T「いけません」

●2001年11月2日(金)午後 その2
今日は快晴で、自転車でまた古本屋に行って来た。9冊買った。その前に新聞のチラシを見ると、ガラス扉のついた5、6万円する本箱が6、7割り引きで広告が出ていた。2万で充分お釣りが来る。電話注文もできて、その気になれば今すぐでも買いたい気分だし、ガラス扉があると伏見人形を収めるのもいい。しかし、そこでまた昨日の「熊金」の最低落札価格のことを思い出して何となく腹立たしい。人形1個で大きな本箱が買えるのだが、本を机や床の上にうず高く積んで、その間に伏見人形を置いているあり様であるのに、まだ新しい人形の方がほしい。それで急に思い出したように先日天神さんで名刺をもらった園部の古物商に電話した。「その後新しい土人形は入りましたか?」「いや、まだです」「この間の伏見人形はもう売れましたか?」「いや、まだです。東京のお客さんが関東の半額の価格と言ってくれましたが、冷やかしでした。茶道具を探しているとかで、結局売れませんでした」「日曜日は東寺の骨董市に店を出すんでしょ? 何時頃からやってますか?」「朝の5時頃からどの店も開店準備していますよ。掘り出し物を探すお客さんもその頃にはやって来ますしね」「松引きか熊抱き金太郎かどちらかを買いますから、また持って来て下さい」などと話が進んだ。その業者はインターネットでも売買しているらしいが、土人形は割れやすいので発送では売らないそうだ。「松引き」より安い「熊抱き」をもう少し値切って買いたい。その人形は裏面に「富士忠」製の刻印が押してあり、この業者は戦前に廃業しているので、最低でも60年ほどは前のもの作であることがわかる。「松引き」は同時期の丹嘉製のはずだ。筆者の買ったものとは雰囲気がかなり違うので2体を並べたい。前にも書いたか、園部の業者は昨日インターネットで入札したのと同じ「熊金」の古いものを所有していたそうで、これはすでに売れた。残念。
 古本屋から戻ったばかりのところに石原さんから電話があった。『大論2』の再ゲラが今日出来上がったそうで、それをまた筆者に送るとのこと。これは意外だ。『2』の序には10月19日で最終校正が終了したと記しておいたが、それが嘘になってしまう。だが『大論』でもゲラは印刷所で2度打ち出されたから、筆者は勘違いしていた。先日の校正でもう作業は終了し、完璧にした思いがあったが、具合の悪いところが少し出たそうだ。来週いっぱいを使用してまた訂正しなければならない。しかし明日は妻の実家へ行って1周忌の法要があるし、日曜日の午前中は東寺の骨董市(毎月21日の弘法さんの市とは違って、第一日曜日には骨董市のみが開催されている)へ出かけ、午後は難波で友人と会わねばならず、2日間はゲラを読む時間がない。ま、今回は不つごうな箇所だけざっと見ればよいのだろう。しかし前回に赤を入れたところだけ確認したくても、手元にそれがないので、結局また全部最初から読むことになるかもしれない。それはとうてい1週間では不可能だ。明日届くであろうが、家には誰もいないので、これは早いうちに妻の実家から戻る必要がある。石原さんの話では印刷日のスケジュールも同封するとのことであったが、印刷は2週間要するはずだし、原稿をさらに印刷所で手直しする日数も考慮すると、やはり10日の土曜日までに校正を送る必要がある。8日まで続けるつもりのこの日記だが、それどころではなくなりそうか。また、本の表紙は、デザイナーが「Z」の字を灰色地にたくさん印刷して、それが浮き出るような型押し加工を考えているらしい。赤い帯がつくから、今のデザインのままでも充分に目立つが、前と比べて反転しただけのデザインという印象が強いので、どこかに新工夫をという判断だろう。とにかく賑やかな方がよい。どうなるか楽しみだ。ぎりぎりまで思考するのは、最新のものを盛りたい思いゆえだ。明日届くはずのゲラには各章扉にレイアウトされるアルバム・ジャケット写真はまだ印刷されていないそうだ。それもここ1週間で決まるか。同じく押し詰まっての仕事だ。そう思うと文章の方も凝った何かを追加してもいいかという気がして来た。筆者はふと思ったことに動かされて、必ずそれを実行してしまうところがある。あるいは思いつきさえできれば、必ず実行できると言い換えてもよい。その閃きは1秒も要しない刹那であるのだが、その後それを具現化するのには長い時間を要する。つまり、人生は閃きの何千分の1も実行できずに終わってしまう。閃いただけで作品化できればどれほどいいだろうと思うことはしばしばだが、そこにパソコンの威力の使用できる余地があるかもしれない。

by uuuzen | 2007-06-09 13:07 | ○『大論2の本当の物語』
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