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●BARFKO-SWILLへアルバム『BUFFALO』を注文
ォルタネイティヴ・レーベルのザッパの新譜はBARFKO-SWILLに注文する必要がある。昨日早速『バッファロー』を1部申し込んだ。送料込みで41ドル25セントで、円に換算すれば6000円台か。




メール・アドレスを変更したため、また最初からパスワードを送ってもらうなど、何度か入力をし直して手間取ったが、どうにか注文は済んだ。アマゾンで買えるのが便利でいいのだが、あまり売れない作品と踏んでいるのか、アマゾンに儲けさせる分もザッパの家族は稼ごうというわけで、通常の感覚からは倍近い価格で買わねばならない。スピード便を頼まなかったので、最大で1か月ほど要する。土曜日に初出荷とあったから、おそらく筆者の注文が届くにはゴールデン・ウィークに入ってからだろう。届けばまたこのカテゴリーで紹介したい。BARFKO-SWILLは80年代にザッパが作った通販会社だが、ここ2年ほどからは、決済と商品の発送は外部の会社MUSICTODAYに一任し始め、以前のようなトラブルは減少したようだ。ただし、購入者からすればすべて英語表記の画面にクレジット・カード番号を入力する必要は相変わらずあるので、不安や面倒の思いは同じだ。日本から注文する人はとても少ないようだが、ほかに購入出来る方法がなく、また最も安価で入手も早いとなれば、ここに注文する以外にない。以下、その方法を書いておく。
●BARFKO-SWILLへアルバム『BUFFALO』を注文_d0053294_9431730.jpg

 ザッパの家族が運営するオフィシャル・サイトは、このブログ右端の『ザッパ関連ニュース』をクリックして表示される画面下の「more」をさらにクリックすれば、その全画面の一番下にリンクの1行があるので、それをクリックすればよい。そうして出て来る画面は一定ではなく、今日現在では「WHAT‘S NEW」という、家族が通販で売る新譜広告の画面となっていて、『BUFFALO』が表示されている。その画面中の「I NEED IT!」をクリックすれば最初の購入画面に移動するが、そこで購入者は自身のメール・アドレスを先方に送る必要がある。これは他人がなり澄まして勝手に注文しないようにするシステムだ。メール・アドレスを記入して送信すると、相手からパスワードを記載したメールが折り返し届く。そのパスワードを後に続く購入画面に入力しない限り、注文は完了しない。メール・アドレスの変更をせず、なおかつ一度注文したことのある人ならばパスワードの変更はないが、もし忘れているならば、新たに取得する必要があり、ちょっと面倒だ。前述のように、今回の筆者はその例に属する。筆者は最近新しいメール・アドレスに切り換えたので、今回の注文時にはその新たなメール・アドレスを送信した。すると、『前のパスワードはリセットされました。あなたの新しいパスワードは○○です』というメールが届いた。それは、以前のメール・アドレスとは違うが、名前や住所は登録されているので、それと照らし合わせて、自動的に以前のパスワードを消去し、新しいパスワードを送信して来たのかもしれない。そのため、初めて登録する場合はこちらがパスワードを決めるのであったかもしれない。ともかく、『BUFFALO』画面中の最上部にある1行「subscribe to the ZAPPA NEWS mailing list」の右に自分のメール・アドレスを記入してボタンを押すと、メールがすぐにこちらに届くので、それを開いて、文面に記されているリンクのURLの1行をクリックする。すると、mailing listに載りましたといった内容のBARFKO-SWILLの画面が現われる。つまり、登録完了だ。これとは別に、数分待つと、前述のようにパスワードを記したメールも届いたが、この点は、初めて購入する場合は異なるかもしれないので、その時は画面にしたがってほしい。
 今回筆者に届いたパスワードは、BARFKO-SWILLが自動的にアルファベットと数字を組み合わせるものだ。記憶出来るようなものではないので、メールかパスワードは次回の注文時のために保存しておく必要がある。パソコン三昧の日々を送るうちに、誰しもいくつものパスワードを作ることがあるから、年に1、2度しかBARFKO-SWILLに注文しないため、すぐにパスワードを忘れてしまうからだ。パスワードが決まって購入準備が整う。『BUFFALO』画面の「BUY IT」をクリックすると、購入画面が表示されるので、ほしい数量を記入する。この画面は表示させるたびに自動的に数量が1ずつ増えるが、1枚のみ購入したい時は、数字を1に書き変えるだけでは駄目で、価格は2や3枚分のままとなっている。これは自分で書き変えられないので、「UPDATE BASKET」というボタンを押す。これでクリアされる。このボタンは非常に見えにくい色、しかも非常にわかりにくくて画面半ばにある。数量を決め、価格が正しいことを確認し、次に「PROCEED TO CHECKOUT」のボタンを押すと、画面が変わる。今度はパスワードを記入する画面だ。「Login RETURNING SHOPPERS」とあるので、その下に先方に伝えたメール・アドレスを記入し、さらにその下の箱に送信されて来たパスワードをなるべくペイスト・アンド・コピーで記入する。この際、パスワード・メールが届いて数分ほど待ってからでないと、ログインされないようだ。ログインはその下の「SUBMIT」ボタンを押すが、これで次の画面が現われる。
 その画面でクレジット・カードの番号(ハイフンなしで16桁の数字を詰める)やその有効期限(一覧表から選択)、生年月日(一覧表から選択)、名前といったカードに記載される情報をそのまま記入する。クレジット・カードはVISAやMASTERなどアメリカの銀行で決済出来る会社が発行したもの、もしくはそれらと提携している大手の銀行や有名百貨店などの会社のカードでなければならない。また、商品の届け先も記入する必要があるが、住所、氏名(大文字と小文字のどちらでも、あるいは混ぜてもよい)、郵便番号(ZIP)や電話番号(PHONE)のどれかでも空欄にすると画面が先に進まない。英語画面なので、戸惑いも多いと思うが、最後の画面で表示されるボタンをクリックしない限り注文は完了しないので、何度も確認し直せばいい。パスワードを記したメールは即座に届かないので、イライラしないように。ただし、10分ほど待っても届かない場合は何かが間違っているので、最初からやり直す。今までにBARFKO-SWILLが発売して、まだ在庫のある商品の一覧表があり、それらも同時に購入出来るが、送料は思ったほど割り引きされない。だが古いCDはネット・オークションで買うよりはるかに割安感があるので、まだ所有していないものは上記と同じような方法で買えばよい。レコード店やアマゾンでは入手出来ないものがあるので、一度は買って馴れておくのがいいと思う。ただし、VISAやMASTERのカードがない人はまずそれから作る必要がある。

●2001年10月2日(火)夜
昨夜は仲秋の名月であったが、曇り空で月は見えなかった。天文学上の正確な満月は今晩の10時47分だったか、ちょうどこれを書いている時がそうだ。窓から見上げるとまん丸お月さんがこうこうと照っている。さて、今日もゲラ刷りは届かずで、連絡もない。書くことがないが、せっかくこうしてワープロの前に座ったのであるから、何か書こう。今日郵便局の前を通った時、5日発売だったか、今年の国際文通週間の切手3種のポスターが目についた。切手のことは『大論2』でも少々書いた。ザッパと関係がないと言ってしまえばそれまでだが、どうにかこじつけて面白い読み物にはしたつもりだ。筆者は日本の切手を62年8月に初めて郵便局で記念切手を買って以来現在まで買い続けている。しかし、とっくにシートでは買わず、1、2枚を保存して後は全部貼って使用する。郵便局で切手を買う以前に切手は収集し初めていて、セルロイド製の小さな石鹸ケースを母からもらってそれに保存していたものだ。学校では東京オリンピックの寄付金つき切手を郵便局で買わなくても優先的に確保して買ってあげるということで申し込み用紙が配付された。そうして購入したのが63年6月の3種であった。それは購入するには1枚10円かかるが、5円が寄付金のため、はがき用の5円切手としてしか使用できない。子どもからもそうして寄付金を得て東京オリンピックが開催されたのであった。62年10月には国際文通週間の40円切手として広重の東海道五十三次の「日本橋」が図案になった。交際文通週間の切手が発売され始めたのは58年のことで、62年までの5年間は東海道五十三次から選ばれたが、63年からは北斎の富嶽三十六景に代わり、それが69年まで続いた。これはちょうどビートルズの活動に重なる。当時筆者はなぜ55年という息の長いシリーズとして発売されないのかが多少不満であった。筆者が70の老人になる頃にようやく東海道五十三次の55枚の全版画が切手になると考えると楽しいような恐いような気持ちであったのに、それが北斎に代わり、また7年で別のシリーズに移行してしまった頃にはとっくに切手収集は惰性に終わっていたが、その惰性が今も続いている。このマンネリという過程の中にもそれなりの変化がいろいろとあるので、ちらちらと新切手の発売を眺めていると面白い。毎年10月の国際文通週間の切手はだいたい江戸や明治期の版画家の作品を図案にすることが伝統となっていたが、絵巻物や現代の人形の人間国宝の作も採り上げられるようになり、98年は若冲の絵が採用された。本当は去年の没後200年の方がよかったのに、無粋な郵政省はそこまでは考えなかったのであろう。
 それはよいとして、毎年1種のみの発売であったものが、87年からは額面の異なる2種、94年からは3種、96年からは6種に増え、2000年からはまた3種に減って、今年も3種だ。美術作品を選ぶのも底をついて来たのか、96年は北斎の富嶽三十六景、97年は広重の東海道五十三次、そして次は若冲の年を挟み、また99年は富嶽三十六景、2000年は東海道五十三次、今年は富嶽三十六景からそれぞれ3種ずつ選ばれた。つまり文通週間の最初のふたつのシリーズであったものが再び採り上げられるようになっている。今年のものを含めると富嶽三十六景のうち、15景が図案に選ばれたことになり、残りは21(富嶽三十六景は40景であったと思うが、ならば正しくは25か)であるので、2年に3種の割合と考えると、14年後には三十六枚の版画が文通週間の切手図案になる計算だ。しかしまずそうはならないだろう。郵政省は途中でまた別のシリーズを復活させるか、がらりと新シリーズを考案するに違いない。というのは三十六景のうち、有名なものはすでに図案に採用済で、無理して残りのものを採用する必要はないであろうし、予想を裏切りながら新鮮味を常に保って収集家に飽きられないように工夫するのが魂胆でもあろう。63年から始まった富嶽三十六景シリーズがもしそのまま毎年続いていたならば2000年には完結していたから、本当は壮大な企画で面白いのだが、途中で別のシリーズがあったことでそれなりの楽しみがあったので、どっちもどっちだ。こんな話は退屈だと言われそうだが、筆者はザッパが新しいアルバムを出す時に考えていたことは、この郵政省の新切手シリーズの工夫と案外近いのではないかと考える。ファンを常に引きつけておくために、手にする材料をどう料理してどういう順序で発表するかは重要なことだ。そういったことを純粋な芸術行為に反すると断言してはならない。仮にファンという人目を気にしなくても、これは同じことであるからだ。たとえば郵政省は36年間、同じ形は枠デザインに当てはめて富嶽三十六景全部を文通週間の切手にすることもできたはずだが、それを喜ぶ人は少ないだろう。なぜなら、半分も過ぎた頃、その変わり映えのしない様子や次が予想できることに対して収集家は飽きが来る。そして郵政省の切手デザイン部を給料泥棒と罵ることだろう。そのためにシリーズの発売期間はせいぜい数年で終わるのがよい。10年ひと昔が今では5年と考えてよいからだ。次をどう変化させるか、そして充分に期待に応え、かつそれをはるかに上回る衝撃を与えるための実力と計算がプロの努めであり、ザッパの新作発表もそういう思考にしたがってなされ続けたと見るべきだ。そこで、ザッパが亡くなった後は、生前に録音した素材のCD化が待たれるのだが、それは予想のつくあまり物かつ1級品としては劣るという点で、近年の国際文通週間切手の東海道五十三次や富嶽三十六景の復活と同じような位置にあると考えてよい。

by uuuzen | 2007-04-06 09:53 | ○『大論2の本当の物語』
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