2007年01月05日 ●第　２０２　話

体調には食事が大切ですが、体を動かすことも欠かせません。正月気分から脱するため、昨日も今日も神社に初詣に行ってたくさん歩きました。それに、一昨夜はまだ近くの郵便局が開いていなかったからでもありますが、マニマンは自転車に乗らず、往復５キロほど歩いて遠い郵便局まで荷物を送りに行きました。誰も歩いていない静かな夜で、頭上にはおぼろ満月が照っていました。１時間ほどの散歩の間、満月はずっとマニマンを見下ろし続け、マニマンはとても気分がいいのでした。松林に来た時、満月を松葉の間から眺めて、まるで日本画の世界だと思いました。その様子を写真に撮っておこうと思い、帰宅後すぐにまた出かけて何枚か写真を撮りました。「オー、月が匂う日記だな」という思い出を、『おにおにっ記』に記録しておきかったのです。暗くて松は写らないかもと思いましたが、かすかに写っていました。マニマンは静かな月が好きです。そのため、いつか夜明け直前のまだ誰もが眠っているような暗い中をひとりで散歩するのが趣味になるかもしれません。呼びとめて尋問する人がいなければ。