2007年01月03日 ●第　２００　話

昨夜、マニマンは深夜０時５分前に帰宅しました。勧められるがままに、お酒を１升以上も飲んでしまったので、せっかくのヒシムスメでの乾杯も夢に終わりました。今手元のヒシムスメを見つめながら、頭がズキンズキンするフラフープ・マニマンはとても飲む気がしません。『ズキンズキンの頭痛にノーシン』と、古い薬の名前を思い出しながら、ひとり苦笑いします。気持ちを引き締めて清い道の新年を進もうというのに、それが正月早々二日酔いでくじけています。おせち料理をたらふく腹に詰め込んだので、今日からいつもの普通の食事にしようと思い、早速納豆御飯にしました。丼碗に御飯を入れ、納豆をデビルさんの形にかけました。その途端、乾燥させたオニビシで作ったオニデビルの胴体をまだ作らずにそのままになっていることを思い出しました。マニマンは去年の課題を新年に持ち越してしまったことを少し恥じました。気持ちを引き締めて清い道を徒歩徒歩行くという信念が、新年早々くじけてしまったようですが、ともかく納豆御飯をニュバニュバと口に放り込み、粘りをつけようと思うのでした。