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2006年12月19日 ●第 185 話
マニマンは少しのクッキーか、自分で作った無農薬のカリン・ジャムをプラスティックみたいな食パンにくっつけて食べる時、紅茶を選びます。そこにはカリン酒を少し落とすか、先日作ったカリンの種子とオニビシの殻皮を煮詰めて作った濃厚ジュースをドボリと入れるのもいいです。今度バイサオーに会えれば、マニマンは安い茶袋紅茶に自分が作ったカリンの種子とオニビシの殻皮のエキスを入れたドボリ茶を飲ませたいなと、面白半分に思います。いやいや、バイサオーは面白がらずに、マニマンのそんな特製紅茶を、「ふふ、茶目っけマニマンめ、無茶したな」と茶化すかもしれません。とにかくふたりでお互いの茶を飲み合い、人生の不思議と面白さを語り合うのです。場所はもちろん道端のバイサオーの野外移動喫茶店です。でもひょっとすれば、バイサオーはマニマンのドボリ茶の味を知っているかもしれません。バイサオーの時代よりも昔にマルメロは紹介され、それなりに食べられていましたし、オニビシはごく普通にどこの池でも自生していて、秋の旬の水野菜と言っていいものでしたから。
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