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2006年12月15日 ●第 182 話
マニマンは毎朝冷凍保存している食パンを1枚焼いて食べます。プラスティックを食べているような気がしますが、それをどこにでも売っている普及品のティー・バッグ紅茶を砂糖なしで喉に流し込みます。それはいいとして、いつも不思議なのは、黄色いプラスティックの小さなケースにその紅茶袋が常に入っていることです。当然ママーニが小出しに補給しているのですが、その姿を見たことはありませんし、たくさん保存しているはずの別の容器もどこにあるのかわかりません。黄色のケースにはせいぜい1週間分の紅茶袋しか入りませんが、空になったことがないのです。マニマンはママーニの心遣いに心で礼をしつつも、ひょっとして黄色いケースが紅茶袋の無尽蔵で、自然に湧いて来るのかと本気で考えてもいます。紅茶袋を補給しているママーニの姿を見かければ、何だか鶴の恩返しの物語に似ているようで、もしその途端にママーニがいなくなるのではないかとも思っています。はははは、そうなればママーニは鶴ではなくて、紅茶の精で、まるでバイサオーの親類のバイサオウナみたいです。
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