2006年12月02日 ●第　１６８　話

マニマンは医者から酒は禁止されました。そのため、ヒシムスメを飲むのはさらにしばらく遠のきます。マニマンはヒシムスメを目立たないところに置き直し、冷凍庫をおもむろに開けました。一番上にビニール袋に入ったオニビシがあります。昨日マニマンは、とある和菓子店の前に中身のない一斗缶が１０個ほどに置いてあるのを見かけました。店に入って1個分けてほしいとは言いませんでした。というのも、仕事の用事を済ます前でしたし、そんな大きな空缶を抱えて歩き回り、電車やバスで帰るわけには行きません。でもマニマンの家の近所で入手する出来そうになく、いつまでもオニビシは冷凍庫の中でコチンコチンに緊張したままです。これから寒さは増しますから、まだしばらくはそのままでもいいと考えていますが、早く缶を見つけておくことに越したことはありません。マニマンはママーニの大好物のおかきが入っていた四角い缶を３つ４つ持っていますが、一斗缶の半分の高さで、とても浅くて土と水を入れてオニビシは育てられません。相変わらずのワッキャナイどーしようマニマンです。