暖冬でごわす。何だか変な気分でごわす。冬眠出来ない熊がかわいそうでごわす。熊はたくさん殺されました。日本から熊がいなくなってしまうかな。
MoreMoreMoreMoreMoreMoreMoreっと。それでも誰も困らないかな。北海道にたくさんいた熊も今ではめっきりです。日本の人口が増えたからです。でも人口は減少に向かっています。それでも新しいマンションがどんどん建ち続けています。廃虚になる建物がこれからはどんどん増えるかも。廃虚より、自然が多くて熊が遊んでいる方がよかでごわす。でもいったい誰なのかな。中央で監視している人は。ニンゲンや熊の動向を探って、何かをすっかり統制している。神様かな。神様も気まぐれなもんだな。もう少しはニンゲンをこの地球上で遊ばせてくれるだろうけど、いつかはね、いつかはきっと…。キットカットのチョコまだあったかな。ああ、ありましたでごわっす。ぱくぱくと食べるでごわす。パックンチョのチョコがまだあったかな。いいえ、もうとっくの昔になくなりました。誰か贈ってくれるかな、バーレンターインの日に。ははは、それはずずっと図々しい。まあいいや。自分で買って食べて食べて食べてもっともっと太って野郎。中央で監視している人みたいに。ああ、それにしても熊があわれでごわす。でもどうにも出来ないでごわす。おーい! 神さーーんやーーーい。何を考えてるんだよっ! 何? ニンゲンが悪いって? 懺悔してもきっと駄目だね。だから、出来ることと言えば、キットカットチョコをきっと買って来て、ちょこちょこっと食べるくらいなもんです。熊さんにあげたいけどな。かわいい小熊さんに。
MoreMoreMoreMoreMoreMoreMoreっと。
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2006年11月18日 ●第 154 話
マニマンは葉や実がくっついていたロゼッタの中央の茎を乾燥させました。この茎の下方は本来ところどころの節から毛根が横に張り出しますが、乾燥しても節くれだっています。最上部は、葉や実がすっかり落ちたからこそよく見えるのですが、葉や実がくっつくため、ぷっくり膨らんだ紡錘形をしています。それを見ながらマニマンは、自然の造形が実に合理的に出来ていることに感心します。乾燥したため、全体は半分以下の大きさに縮みましたが、葉や実がくっついていた跡ははっきりとわかります。それらは小さな目玉のようで、ひとつづつ交互にきれに並んでいます。そのため、葉や実の数は予め決まった以上には増えないようになっているらしいのです。紡錘形が大きくなれば、よりの葉や実がつくことになりそうですが、おそらく葉や実が大きくなるだけで、それらの数は大差ないと思えます。この葉のロゼッタ中央の最上部はいわばオニビシの中央監視塔のようなものですが、マニマンはその乾燥した紡錘形は土筆に思えます。そして土筆はどんな葉や実を生やすのだったかなとぼんやりと考えます。