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2006年11月13日 ●第 149 話
去年買ったオニビシの殻皮はみんな捨てました。今年のは全部ざるに入れて乾燥させました。煎じて飲めば漢方薬になるそうで、それを試してみたいと思うのです。でもどんな味がするのかとマニマンは内心びくびくです。きっと苦いのは言うまでもありませんが、煎じたものをどの程度うすめて飲めばいいのかわからず、ほかの果実酒と割って飲みやすくしようかなどと考えています。それにはよい候補があります。カリン酒です。2年前に漬けたものが濃い茶色になっています。これは喉によく、かなり甘くもありますから、オニビシの殻皮の煎じ液とブレンドすると飲みやすいでしょう。それはそうと、乾燥したオニビシの殻皮の角部分は指サックのような形をしています。半分に割って中身を取り出したのですからこれは当然です。マニマンはその角笛のような形の皮殻を5本指にはめ、記念写真を撮りました。鷲か鷹の猛禽類になった気分です。赤い尖がった唐がらしを「鷹の爪」と言いますが、それ以上に本物の鷹の爪に見えます。あるいはオニビシ精人が手先を見せればきっとこんな感じかなと思うのでした。
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