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2006年11月03日 ●第 139 話
ネットで調べると、マニマンの住む町の北東部の山辺にいくつか小さな池があります。その方面でオニビシが繁茂していたことを耳にしたマニマンは、早速イケイケ・ゴー・ゴーとバスに乗って出かけました。ヒシが実っている場合を考えて、ビニール袋を何枚か用意しました。1時間半かかって最寄りのバス停で降りた後、池まで1kmほどの距離です。天気はよく、ピクニック気分でなだらかな山道を行きました。民家はまばらで、ついには人気が全くなくなりました。ちょっと恐いなと思い始めた途端、目の前に池が現われました。やや高みから見下ろすと、浮き草ひとつ見えず、汚れた水面に1羽の鴨が静かに泳いでいるだけです。上空には烏や鳩が盛んにマニマンの様子をうかがうように低空で舞っています。200メートルほど先の別の池にも全く植物の姿は見えません。それどころか、バイクが無残にも溺れた状態で1台突き落とされていました。さらに数百メートル先にまた別の池があるのですが、曲がりくねった道はぐんと狭くなり、猪と鉢合わせになりそうなので、マニマンは先に進むのをためらいました。
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