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2006年10月19日 ●第 124 話
おおかみはがぶりと大きく噛むためか、あるいはいつも孤独で奥深い山中の大きな神さまのような存在だからそう呼ぶのでしょうか。マニマンはやっぱりおおかみは格好いいと思いますが、近所の人たちはマニマンを一匹狼的な変人と思っていることでしょう。バス・タブで大発生させたオニボウフラを毎日すくっていたことを知れば、『け、いったい何を考えているんだ』とか、『あの変な人、やっぱりおおかみ? ふとんをすっぽり被って寝ていると、2本の角の形にふくらんでね、おおかみが赤ずきんちゃんをだまそうと待ちかまえているように見えるわよ。きっと』とか思うことでしょう。バス・タブのオニビシはずっと浮き草状態でしたが、それはマニマンの生活を象徴しています。ふらふら飢えてさまようやっぱりおおかみマニマンです。そう思ってみるとマニマンは何だか自分がいっぱしの悪魔のヒーローになった気分で、キミドリ社のデビルさんに話しかけたくなるのでした。いえ、たまにキミドリ社のブログではマニマンはデビルさん役で勝手な書き込みをし、『やっぱりおおかみ』的な浮きぶりを示すのでした。
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