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2006年10月04日 ●第 109 話
夏休みが残りわずかの頃、コマニは宿題のことを忘れていましたが、学校から返却されて今マニマンの手元にあります。コマニは日記だけは毎日書き、たまに父親のことを書いていたのです。※ ●コマニの夏休み日記 9 <8月25日> おとうさんはオニビシセイジンのどうたいもつくりました。こじきのあくまみたいで、パソコンのうえにおいています。おとうさんはしゅくだいをはやくやれとよくいいますが、ときどきとてもおこります。そのあとでじぶんのことをおにおにといってわらいます。「おにおに」はぼくがあかちゃんのときに、おとうさんがせつぶんのまめまきのふくろをかって、小さなおにのめんがついていたのでおもいつきました。
おとうさんはおにのめんを二こつないで、めがねのようにかけて、「おにおに、おにおに」とおにみたいな大きなこえでぼくをこわがらせました。いまでもおとうさんはよく「おにおに」といいます。おとうさんはおにがすきみたいです。それでよくそとにでかけるのだとおもいます。きょうもまたあさからでかけています。おとうさんはぼくがおとなになっても、『おにおにっき』というにっきをかいているかもしれないです。
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