2006年09月16日 ●第　９１　話





マニマンはオニビシを買うために遠い九州佐賀の千代田郵便局に電話しました。去年と同じように若い女性が出ました。今年は収穫する人のつごうにより、郵便局は扱わなくなったとのことです。それで去年送ってもらったキミドリ色の封筒に書かれているヒシおばさんにかけ直しました。のんびり口調のおじさんが出ました。のんびりした時間が経ってようやく去年と同じヒシおばさんが出ました。そして去年と同じように言われました。多少なまりがあるのでよく聞き取れないところがありますが、だいたい話はわかりました。実りの時期が少し遅れていて、１０月下旬頃にまた連絡してほしいとのことです。郵便局のふるさと便はややこしい手続きがあり、おまけに収穫者も減っています。たらいに乗って苦労してもあまり儲けにはならないのでしょう。今年は現金書留でお金を送り、ゆうパックの着払いで受け取ることになりそうです。去年よりかなり割高になりますが、珍しいオニビシですから仕方ありません。本当はマニマンは角がふたつのではなくて、４つある本当の鬼みたいな形のがほしいのですがね。