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2006年09月14日 ●第 89 話
昨夜、マニマンは仕事部屋の状差しから手紙やはがきの束があふれているのを目にとめました。整理を始めてすぐ、キミドリ色の封筒を見つけました。去年、九州の佐賀からオノビシを通販で買う前に郵便局から送ってもらった案内状です。素人っぽい手作りの説明書が入っていて、ヒシの食べ方などがイラスト混じりで載っています。それを改めて見てマニマンは驚きました。ヒシの実の販売は11月かと思っていたのですが、申し込みの受けつけは9月に入ってすぐに始まり、先着順なのです。もっとも、9月中旬に収穫販売されるのは小さいサイズのヒメビシで、オニビシはそれより1か月近く遅れます。でも今のうちに今年の案内書を取り寄せておくに限ります。近いうちに郵便局に電話するつもりですが、郵便局はお金を受け取るだけで、実際に配送をしてくれるのはたらいに乗って池でヒシを収穫する近所のヒシおばさんたちで、結局ヒシおばさんに電話して収穫時期を確認しなければなりません。そのためには10回ほど長電話する必要があります。マニマンには佐賀が外国同様の遠い地に思えるのでした。
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