どんどん色づく秋にどんどん続く『おにおにっ記』も、2、3日前に最終回の投稿時期の見通しがついた。ここしばらくは書いていて自分でも面白くなっているが、これから目標とする最後まで話がどううまくまとまるか、正念場に立っている気分だ。
全くアホらしい内容でも、長く続くとそれなりに愛着も湧く。それに、どうせやるなら何か次のステップへのきっかけが得られればとも思う。まだそんな手応えは得られていないが、これからは閃きがあるかもわからない。で、今日からはファイル6が始る。前にも書いたようにひとつのファイルに17日分を収めているが、これは数えるのに面倒で20にしておけばよかったが、今さら仕方がない。このブログでの再投稿に際しては以前は少し長めに書き足してしたが、最近は逆に若干短くしている。文章を長くすることには慣れているが、その反対はあまり経験がないので、今はそれを試してもいることになって、その意味からも自分にとってこの『おにおにっ記』を書き続けるのは文章力をちょっとは鍛えるのに役立っている。これも来年の話で鬼が笑うが、『おにおにっ記』が終わった後のこともすでにあれこれ考え始めている。ただし、7月26日以前のように毎日長文を書き続けるかどうかはわからない。何がどう起こるかわからない中を手探りで進むのがまた面白く、そのような行き当たりばったり主義はこの『おにおにっ記』によく立ち現われていることと思う。

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2006年09月11日 ●第 86 話
マニマンはコマニがまたマニマンについて書いているのを知りました。マニマンは早速楽しんで読みました。そっと紹介しておきましょう。
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●コマニの夏休み日記 2 <8月2日>
おとうさんは自分をくろうととよくいいます。黒光りしている強さがあるとおもっているのです。でもおとうさんはとても白いです。日に当たるのはボウフラをすくうときだけで、夕方になってさんぽするので日やけしません。黒くないおとうさんですが、はら黒いぞと自分でいってわらっています。はら黒いからボウフラすくいがすきなのかもしれません。でも、ボウフラをすくわないと、ぼくやお母さんがいっぱいさされます。おとうさんはぼくにボウフラをすくってみろといいますが、とても気もちわるいのでいやです。ボウフラのかんさつ日記なんか書くとみんなからわらわれてしまいます。おとうさんはオニビシやボウフラをすくうのがたいへんですが、ぼくやお母さんは、おとうさんのせわをするのがたいへんです。それにおとうさんはワイゾイとへんなことばをこのごろよくいいますが、出かけるときはサングラスをかけるので、よけいにへんじんとおもわれてしまいます。