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2006年09月03日 ●第 78 話
夏休みが終わって、日の照る静かな庭、マニマンの合歓の木ではツクツクホーシが思い出したようにたまに弱々しく鳴きます。そして、たまに狂ったように飛び回って葉にぶつかり、カサカサと音を立てます。昨日の昼間は同じ木に鳩がとまってクークーと鳴いていました。鳥たちはセミを食べにやって来るのでしょうか。音を立てずにモンキロチョーがやって来ました。「モンキロチョー」は黄色い蝶に対してマニマンがつけた名前です。「モンキチョー」では猿みたいですし、それに飛び方が目まぐるしく方向を変え、いかにもキロキロとしているからです。そんなモンキロチョーも鳥の餌になるのでしょう。モスキートはどうでしょう。今またツクツクホーシがつくづく鳴きました。後は静かです。次にマニマンの意識はバス・タブに向かいます。スズメバチはもう姿を見せなくなりました。3つのトレイはほとんど干上がっています。バス・タブの水には細かいボウフラがたくさん泳いでいますが、お玉の網目から抜け落ちてしまいます。モスキートの天敵のひとつはきっとニンゲンでしょう。オニビシの天敵も。
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