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2006年08月17日 ●第 62 話
マニマンは別の園芸ショップへ行きました。蓮の茎が数本立った鉢植えがありました。鉢は黒いビニール製で、直径30、深さ50センチほどです。水の底に田んぼと同じような土が底にたっぷりと入っていますが、水深より土の深さの方が大きいようです。マニマンはオニビシの実をこのような水中の土に植え込んでやるべきではなかったのかと思いました。埋め込むまではしなくても、土をたっぷりと用意して、そこに置いてやるべきだったのです。確かにヒシの葉は水面に浮かびますが、根の末端は土の中に固定されて、そこから養分を吸収し、また水中に伸びる茎から生える毛根は水中から養分を得るようにする必要があったに違いありません。そんな栄養たっぷりの土を今からどうすれば作れるか、またそれを用意したとしてオニビシが命を吹き返すか。園芸ショップでは蓮の鉢1個以外には水生植物は売られていません。しかも5000円ほどで、土だけのために買うとすれば馬鹿らしい価格です。土だけ売ってくれないかとたずねる勇気はマニマンにはありませんでした。蓮が売り物にならなくなりますからね。
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