|
2006年08月08日 ●第 53 話
2週間ほど前の梅雨明け直後、すがすがしい朝にマニマンの庭でアブラゼミが鳴き始めました。今朝も盛んに鳴いています。マニマンはバス・タブのふたつのオニビシを分けることにしました。ひとつは毛根がまだ緑色をしていて、再生するかもしれません。最初の発芽用に使った磁器火鉢に水を張り、土は入れずに、長く伸びた茎をつかんで移し替えました。これで元気になってくれればよし、茶色になれば捨てるつもりです。この火鉢の中にもボウフラが湧けばマニマンのボウフラすくいは2倍の手間がかかります。そんなことを思いながら、バス・タブにホースで水を激しく入れて充分に溢れさせました。連日の猛烈な暑さのため、バス・タブの水は濁りが激しく、それに昼間の水温の上昇で温泉天国が熱湯地獄にもなります。でも台風の影響で風が吹いて涼しいです。オニビシを分け終えた後、マニマンはバス・タブの前にしゃがんでオニボウフラを20匹ばかりすくい取りました。スズメバチはまだ活動を始めていません。ふと気がつくと、庭の蝉は鳴きやみ、遠くでたくさん鳴いているのが聞えるばかりです。
|