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2006年07月31日 ●第 45 話
マニマンはコマニが赤ん坊の時、どんな大人に成長するかとママーニと楽しく語り合ったものでした。幼い頃と大人とでは、考えも行ないもその規模には大きな開きがありますが、ボウフラにすでにモスキートの面影が宿っているように、人間の赤ん坊には大人ととても似たところが発見出来ます。昔、マニマンは田舎で大きなオタマジャクシを何匹か捕獲して持ち帰り、水槽で育て始めました。大きなウシガエルになると楽しみにしたのが、ごく小さなカエルに育ちました。マニマンはそれが不思議でなりませんでした。育て方が悪かったのだろうかと、自分を責めたりもしました。輝く将来が約束されているはずと思える命でも、時には全く目立たない存在に成長します。ふとマニマンはコマニのことを心配するのでした。将来マニマンやママーニがいなくなってもうまく世の荒波をわたって行けるのかと。 (コニー・フランシスの「フォゲット・ドマーニ(明日を忘れて)」のメロディで)♪コマニ・ドマーニ、どうするコマーニ ♪明日を忘れて生きてはいけなーい ♪コマニ・ドマーニ、明日はいかーに ♪人生の夢をいつも描いているかーい
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