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2006年07月17日 ●第 31 話
ワーイ! 朝から大雨が降ってマニマンは一歩も出て来なかったゾーイ! 1日休めばぼくらが増えて、マニマンの10日分の作業は無駄になっるていうのにな。どうせならぼくらのことは忘れてもらって、ずっとかまわないでくれればいいのにな。それともオニビシと一緒にどこかの池に移してもらってもいいよ。もうマニマンもくたびれて来たのさ。何しろぼくたちは無数無限だからね。水と空気の両方で生活するぼくたちは人間より進化した動物ってことを知らないんだワイ。それに殺されることがわかっていても人間に近づいて血を吸う母親の勇気も見習うべきだゾイ。つまり、鈍感な人間は少しくらいぼくたちのマミーに血を吸われても当然なんだワイ。人間たちはぼくらが人間につごうの悪い病原菌を運ぶと言ってるけれど、神さまがそうしているわけだゾイ。文句は病原菌やウィルスに言ってほしいもんだワイ。でもあいつらだって生きる意味があるんだゾイ。時には殺し合いもあるけど、せいぜいみんな手をつないで仲よくやった方がいいのさワイゾイ!ぼくたちを絶滅させるのは無理なんだ、絶対に!
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