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2006年06月19日 ●第 4 話
マニマンは今朝もボウフラすくいに精を出し、20分ほどの間に30匹ほどすくいました。水を張って3週間、バス・タブの中はうす緑色に濁ってスープのようです。水中に養分が蓄積されて来た証拠と思ってそのままにしています。水の透明度が日増しに減少して、ボウフラの水底への急降下はますます見えにくいですが、ヒシへの養分のことを思えば、きれいな水道水に入れ替える気分にはなれません。それはさておき、ボウフラをすくっていると、時々透明なボウフラが漂っているのを見つけます。ボウフラの脱皮殻です。ボウフラは4回ほど脱皮して、最後に大きなさなぎのオニボウフラになり、そしてようやく空中へと羽ばたくモスキートに変化します。バス・タブの中はボウフラの古い透明ウェット・スーツでいっぱいなわけですが、このボウフラの脱皮殻は頭部分が黒いため、かなり目立ちます。脱皮殻は水を腐敗させる原因のひとつにも思え、ボウフラと一緒に見つけ次第すくうことにしています。でもオニビシにとって何らかの養分になるような気もしていて、マニマンはさほど熱心ではありません。
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