いかにもひとりよがりのタイトルの本カテゴリーで今日から投稿を続ける内容は、当初「新・嵐山だより」で発表するつもりでいた。

だが、短文であることと、独立してまとまった内容になるので、新しく設けた。ところで、これは前にも書いたと思うが、このブログには、「新・嵐山だより」があるのに、なぜ「旧」に相当する「嵐山だより」がないかを言えば、実はそのカテゴリーで発表する文章はすでに用意してある。ただし、今の調子で進めば発表開始はまだ2、3年後になるだろう。この「おにおにっ記」は言うなれば、「新新・嵐山だより」としてよい。だが、変わり映えのしないものよりも別のタイトルがいい。ここ2、3日はいろいろと考え、一旦決めた「おにおにっ記」を昨夜は急に「おにおにわっ記」にしようかとも思ったが、簡単で覚えやすい方がいいので、やはり「おにおにっ記」にした。これの意味するところは追々わかると思う。ここでほぼ毎日発表する内容は、別のブログで6月16日から書き始め、現在もほとんど毎日続けているものだ。だが、いつまで書くかやどういう結末になるかの予想はついていない。当初は、ひとまず最初の日から1か月分をこのブログで一挙に2日に分けて発表しようとずっと思っていたが、小出しにする。それは長文を週1回に決めたため、「歩録」の名称を守るのであれば、毎日投稿すべきであるからだ。昨夜書いたように全くアホらしい内容で、楽しみにして読むようなものではない。それに、約40日遅れの内容を載せて行くことになり、季節感がその分ずれ込むが、ま、仕方がない。また、現在も毎日書き続けているそのブログを探し当てた人はリアル・タイムで読めることになるが、ここで再掲載するに当たって誤字を直し、若干書き換える。また、画像も時として加えるつもりでいる。なお、本カテゴリーの序章に相当する文章は
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2006年06月16日 ●第 1 話 6月に入って、去年秋から思っていたことを実行することにしました。水を張った火鉢で発芽させたオニビシの実を2個、本格的に育て始めるのです。それで、息子のコマニが赤ちゃんの時に使用したバス・タブを庭に置き、水を張って実を入れました。心配はボウフラが湧くことで、案の定、毎日すくい取っています。夏の金魚すくい? それともファーブルの気分? そうですね、どちらも当てはまります。ボウフラは想像以上に賢く、あのミジンコの細長い感じの体全体が、まるで大きな目の玉であるかのように思えます。味噌汁を作る時に使う金網のお玉を水面に近づけると、ボウフラはすぐに水底に急降下します。そのため金魚すくいよりもスリルがあります。すくい取ったものは、バス・タブ横のコンクリートの上に捨てますが、体が乾燥してもなかなか死にません。それでもやがてダンゴ虫がやって来て連れて行ったりします。そんな出来事を見ている間にボウフラの母親であるモスキートにきっと何度も刺されます。でもボウフラすくいを1日でも欠かせば、バス・タブの中はボウフラ天国になります。