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●「曇り空 白か黒かの いずれ行く 見つめていると 青空覗き」
わり事 なき日常が よきと言う 母の言葉を 想う病室」、「幸あれば 必ず不幸 あるものと 諭され幸の 少なさ我慢」、「限りなく ゼロに近づき ゼロならず 双曲線の 夫婦の長寿」、「高砂の 土人形の 翁のみ 手元に来たり 妻笑み撫でる」
●「曇り空 白か黒かの いずれ行く 見つめていると 青空覗き」_d0053294_00052061.jpg いつも必ず冒頭の4首をひねり出してから本文を書く。4首は本文と関係がない場合がままある。そういう場合は翌日かその翌日の本文の話題を意図していると言ってよいが、常に多々思うことを本文に詳述するとは限らない。脳裏に浮かんだことを即興で書くので、4首とは全然関係のない話になることもある。ところで、超現実主義の芸術は作家の睡眠中の夢を素材にすることがよくあるが、自分の夢について他者が関心を持つと考えるのは傲慢だ。筆者は他人が見た夢など、どうでもよい。そもそも夢は無意味だ。自分の夢でもほとんどすぐに忘れる。覚えていたとしても、またその夢を作品化したところで、自分が大嘘つきの気がして恥ずかしくなる。こんな夢を見たと他者に伝えても、聞かされる方はそれが本当かどうかわからないし、語る方も証明のしようがない。こんな不思議な夢を見ましたといくらでも嘘がつけるから、超現実主義の作品は嘘っぽく、作家の自慰行為に過ぎないと言ってよい。それで筆者は自分が見て感じたことを書くが、それも他者にはどうでもいいことで、筆者も読者も暇つぶしだ。しかし人生は全部がそうだと言ってよい。さて、今日の写真は昨日の昼頃に筆者がいつも座っている場所から撮った。寒いのでカーテンを昼間でも締め切っているが、空模様が気になって少し開けると、雲が覆っていた。しかしみるみるうちに嵐山の彼方から青空が覗き始めた。これなら今日も自転車で病院に走れると思った。去年12月27日から連日病院に自転車で通っているが、家を出る午後1時半頃から病院に着く2時頃までの間、雨が降ったことはない。雨ならば電車で上桂駅まで行ってそこから歩くか、ひとつ先の桂駅で降りて送迎バスに乗るが、そのバスは1時間に2本しかない。上桂駅からと桂駅からとでは病院までの距離はほぼ同じ、2キロはない。ならば歩くのは道をよく知る上桂駅からがよい。それは雨天の場合、自転車で走る倍の時間は要するし、足元が濡れて煩わしいので、午後1時から3時までの間は雨は降ってほしくない。面会は午後4時半までなので3時頃まで待って雨が上がれば自転車を使えるが、雨が上がらなければ結局電車と徒歩だ。合羽を着て走ることは嫌だ。また急な坂があって危ない。道路が凍っている日も同じで、そういう場合はやはり電車と徒歩だ。今日は家内はベッドに上半身を起こし、食事も普通食となって随分快復したように見えてひとまず安堵した。明日は91Mさんの奧さんが昨夜届けてくれた菓子やみかんを持参しよう。奧さんはこう言った。「温泉で話し相手がいないではさびしいので早く元気になって頂戴」
●「曇り空 白か黒かの いずれ行く 見つめていると 青空覗き」_d0053294_00055215.jpg 病院では小さなペットボトルの水が1本150円で、昨日2本持参したのに、それがなくなってまた病院が提供するボトルが用意されていた。1リットル入りの瓶では冷蔵庫に入らないので500mⅼだ。あるいは600mⅼか、ともかく自販機で置かれているサイズだ。帰りはムーギョに走り、10本買った。1本40円ほどで、メーカーは違うとはいえ、病院は3倍以上の価格だ。病院も商売であるからそれは当然なのだろう。明日は3、4本持参するが、毎日それ以上飲むのかもしれない。となれば今後毎日帰りはムーギョによってペットボトルの水を買わねばならない。水道水でいいように思うが、病院では許されないのだろう。入院費に比べれば病院が提供する水や食事、おむつや寝間着など、知れたものかもしれないが、量が嵩むとそうも言っておれない。今回の入院で百万円は必要かもしれず、どの通帳から下ろそうかと今から考えている。話題転換。今月3日、家内の長兄が見舞いに行くと連絡があって、いつものように筆者は2時に面会を済ませてICU室前の椅子に座って待っていた。椅子は前後5個ずつ並べられている。大晦日かその前日からか、面会に訪れる70代後半の主婦とその娘ふたりに孫夫婦という5人組といつも午後2時の同じ時間帯に椅子を占領していた。主婦はマスクをしているので目元しか見えないが、筆者より2,3歳上だろう。筆者はいつもオレンジ色のコートにマフラー、派手な毛糸の帽子で、彼らは筆者を不思議そうに思ったかもしれない。彼らも毎日同じ服装で普段着だ。2日のことだが、彼らの話がやや途切れた時を見計らって言葉をかけた。そこから互いに誰を見舞っているかの話になり、主婦の夫は80歳で今回倒れて病院に運ばれたのは二度目で、本人は気弱になっていると聞いた。翌日すなわち3日は筆者と息子が2時5分前に病棟の玄関前の坂を上り切ったところで、彼ら5人の姿が病院の駐車場のある方角とは反対側、つまり民家のある狭い道から歩いて出て来るのが見えた。車かタクシーならばその方向から来ることはおかしいので、どこかで食事して来たのかもしれないが、3日から営業している店はなく、彼らが出て来た道の向こうに食堂やレストランはない。彼らも筆者の姿を確認したはずだが、筆者らがわずかに早くエレベーター前に着き、先に3階に上がった。間もなく彼らはやって来て、いつもとは違って主婦は後方列の右端すなわち筆者の隣に座った。そしてまた会話が始まったが、筆者は先に彼らを目撃した時のことは話題にせず、どこに住んでいるかを訊ねた。主婦は桂坂と言う。そこは立派な一戸建ての家が密集する地域で、車がなければ生活は出来ない。筆者が住む松尾橋から渡月橋に至る間の地域は、聞くところによれば西京区で最も高齢化が進んでいる。そのことを主婦に言うと、「桂坂もここ3,40年に多くの家が建ち、世代交代を迎えています」とのことだ。
 それは西京区だけではない。団塊の世代が高齢化、そして次々に死んで行くことにつれて少子化が進み、日本はどんどん縮小している。看護師が扉を開けてその主婦のご主人の名前を呼び、面会出来る段取りとなったので、まず孫夫婦が椅子を立ち上がって扉の向こうに消えた。看護師が呼んだご主人の名前が、昭和半ばまで大人気であった男優と同じ名前で、そのことを主婦に言うと笑みながら困惑気味で返事はなかった。筆者は救急治療室にいるご主人の風貌を想像した。80歳で今回はもう駄目かと思っているのであれば、やはり人生は短い。今年75になる筆者は一年ずつを指折りながら本当に充実させねばならない。それは後悔がないようにとの意味だが、ある程度の後悔があるほうが長生きするのではないかとも思っている。また主婦と話し始めた途端、エレベーターの扉が開いて義兄の姿が見えた。しかし真正面の先20メートルにいる筆者に気づかず、また一度面会に来たことがあるのに、すぐに左折して姿が見えなくなった。筆者は主婦との会話を急に断ち切って椅子から立ち上がって追いかけた。義兄を連れて戻てしばし立ち話していると、義兄は面会に呼ばれた。4時を回っていたので看護師も気を利かせたのだろう。筆者が主婦が座る真横の元の席に戻るのは、端に座る主婦を跨ぐ必要があったので前列に座った。つまり話の途中で主婦とは縁切れになった。その後筆者は必ず2時にその待合の椅子に座るが、「明日から娘や孫たちは仕事がありますから、わたしひとりで見舞います」と言っていた主婦の姿を見ない。ご主人は一般病棟に移ったか、亡くなったか。ICUから数日後に一般病棟には移れないだろう。ご主人の名前は忘れようにも忘れられないので、看護師にそれとなく訊くと事情がわかるかもしれないが、待合の椅子で二度話しただけの主婦だ。それ以上にお互い何かを知ったところで何にもならない。ひとつ気がかりは、彼ら5人が姿を見せた狭い道路だ。桂坂の家から歩いて来た可能性があるが、桂坂の範囲は知らないものの、家から病院まで数キロはあるだろう。「どこにお住まいですか」と訊いて「桂坂です」との返事があった時、しばらく後で「先ほど5人をお見かけしましたが、病院の駐車場とは反対方向ですよね」と訊くつもりがあったのに、義兄の出現で話の腰は折られた。桂駅までの送迎バスは4時台にはないので、義兄は桂駅ではなく、上桂駅から電車に乗ることにし、筆者と息子の3人で自転車を転がして坂を下り、30分ほどかけて駅まで歩いた。義兄はコロナのせいか、足を痛めて歩くのに難儀するから、筆者はいつもの半分の速度で歩いたが、それでも義兄の30メートル先となり、義兄の話相手を息子がした。筆者は急ぐ理由があった。自転車にライトがなく、無灯火走行で警官に呼び止められる心配があったのだ。今日の2枚目の写真は昨日の面会後で、家内の病室の真下からの眺めだ。

by uuuzen | 2026-01-07 23:59 | ●新・嵐山だより
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